介護福祉学科ブログ
2018年06月15日 (金)
本校は母体である社会福祉法人新生会の現場を「第2の校舎」として、様々な授業を行っています。
今年度新たに生活支援技術の実際を学ばせて頂くことになりました。
その第一弾は、環境整備のベッドメイキングです。
学校で基礎を学び、技術練習を繰り返し行い、現場へ行きましたが、実際の現場ではなかなかうまくいきません。
シワができないように・・・
利用者さんが近くにいらっしゃると緊張する・・・
利用者のお部屋にお邪魔させて頂くという緊張感や、作業スペースが十分とれない狭い環境の中でシーツを敷いたり、始める前と同じ位置に私物を戻したり、自分たちの思い描いていたようにはできなかったようです。
学校で学ぶだけでなく実際に現場で学ぶからこそ、実践力を身に付けることになるのだと改めて感じました。
介護福祉学科教員 和久井 愛
介護福祉学科ブログ
2018年06月13日 (水)
6月10日(日)に第2回オープンキャンパスを開催しました。
今回も多くの方に参加していただきありがとうございました。
各学科で体験授業が行われて、参加者の方は積極的に耳を傾けていただけました。
介護福祉学科では経管栄養体験。
作業療法学科ではストレッチ体験。
言語聴覚学科では透明文字盤体験をしました。
今回もサンビ校の在校生が、授業の様子や学校の雰囲気について話してくれました。
非常に和気あいあいとした中で行われたオープンキャンパス。在校生が受験を考えている学生さんに対し、「勉強は大変だけど、自分のなりたいものになるための勉強だから、楽しいんです。」といった一言が忘れられません。
サンビ校の事を詳しく知りたい方、在校生の生の声や雰囲気を感じたい方、ぜひオープンキャンパスに参加してくださいね。
言語聴覚学科ブログ
2018年06月10日 (日)
言語聴覚学科2年生が学ぶ「言語発達障害学演習Ⅰ」
ことばの発達に遅れがある子どもの特徴や支援法を学ぶ科目です。
発達の問題を理解するためには、まずは一般的な子どもの特徴や発達段階をよく理解する必要があります。
まずは遊びを通して子どもたちの特徴を理解することを目的とし、
サンビレッジ専門学校から歩いて5分のところにある「池田こども園」さんへ実習に伺いました。
まずは子どもたちの前で自己紹介。今回はもも組(2歳児)、あか組(年少)、き組(年中)、みどり組(年長)に
分かれて入ります。
バイクで遊ぼうよ~♪のお誘いでしょうか?
暑い中でも子どもたちは元気いっぱい!園庭で走り回りました。
何のお花をもらったのでしょうか?子どもたちからプレゼントをもらいました。
教科書を読めば、何歳何か月頃にどんなことができるようになって、
どんな言葉を話せるようになって・・・と、とても詳しく書いてあります。
たとえそれを全て暗記したとしても子どもの成長はそれぞれで、
誰1人として全く同じ成長を遂げることはあり得ないのです。
そしてそれが1人1人の個性につながっていきます。
お話が上手な子、ちょっと引っ込み思案な子、絵本を読むのが好きな子、読んでもらうのが好きな子、
ごはんを食べるのが早い子、ちょっとだけ苦手な食べ物に苦戦する子、
お友達と鬼ごっこをするのが好きな子、砂場でおままごとをするのが好きな子・・・。
同じクラスで、同じ年齢でも、いろいろな子がいることを遊びを通して少し理解ができたのではないでしょうか。
池田こども園さんでは、担当クラスを変えてもう一度演習を行う予定です。
次はどのような子どもたちとの出会いがあるか、私もとても楽しみです。
(言語聴覚学科教員 森和歌子)
お知らせ
2018年06月05日 (火)
6月17日の日曜日、本校で公開講座と体験型ワークショップが行われます。
内容は「ロジカルシンキングがわかれば勉強なんて怖くない」と「知ってみよう、自分の認知特性」となっています。今後は論理的思考力が求められる時代です。暗記の勉強方法では、今後の時代の変化についていけません。そこで脳科学の観点と教育を結びつけた勉強方法を公開講座や体験型ワークショップで提案したいと思います。ぜひ奮ってお申し込みください。
詳細は下記の通りです。
日時:平成30年6月17日 (日曜日)10:00~12:00(受付9:30~)
場所:サンビレッジ国際医療福祉専門学校 北館 学生ホール
対象:高校生・中学生 定員30名(保護者の方、学校の先生も参加できます。)
お申し込み方法:お電話でのお申し込みとなります。 0585-45―2220「公開講座の申し込みです」とお伝えください。
内容:「ロジカルシンキングがわかれば勉強なんて怖くない」細川寛将 氏
「勉強は好きですか?」という質問をされた時、どう答えますか?この質問に対して、即答で「はい!」と答えられる人はおそらく少数ではないでしょうか。でも、考えてみてください、皆さんは“勉強する方法” をこれまでの義務教育、高校教育で習ってきましたか?おそらく、答えは「いいえ」の人が大多数でしょう。そうです、実際「勉強が苦手」という人の多くは、「そもそも勉強する方法を習っていないから苦手意識を持っているだけ」と言えます。逆に言えば、勉強する方法さえ身に付けてしまえば苦手意識や、敵対する意識、恐怖感などはなくなります。この講演では、大学時代から「ロジカルシンキング」や「科学的勉強法」を学び、体得した演者が、どのような方法論で勉強しているのか講義とワークを交えながら行います。実際に作業療法の全国国家試験模試で6000 人中1 位を獲得した勉強法でもあります。「苦手」を「得意」に変える1 日にしてください。
「知ってみよう、自分の認知特性」 サンビレッジ国際医療福祉専門学校 教員
人には認知特性があり、その特性に合った勉強方法があります。体験型ワークショップを通して、あなたの認知特性を知り、授業の聞き方やノートの作り方、受験勉強の方法など、あなたにあった方法を見つけませんか?
今後の受験に向けて勉強方法を知りたい方や学校の先生、保護者の方でも興味のある方はどなたでも参加できます。
介護福祉学科ブログ
2018年06月05日 (火)
体験学習では高齢者や障害者の疑似体験を通して、身体的機能低下や心理的変化を感じます。
第3回目の今日は、白内障と手指の巧緻性低下、片麻痺になって車いすを自力で動かすことを体験しました。
まずは、白内障体験
白内障メガネをかけて、新聞・チラシ・料理本を見てみました。
メガネをかけるのとかけてないのでは全然見え方が違います。
ぼやけて文字が読みづらい…
黄色のチラシが他のチラシに比べて見えにくい…
形や色が分かりにくい…
お料理も、こんなに違って見えるのですよ。
これが本物のお料理だったら、「食欲がわかないかも…」との感想でした。
次に手指の巧緻性低下(手の指の動きが鈍くなり動かしににくくなること)体験
手袋をはめ、更に動かしにくくするためにおもりをつけ、お財布の中からお金を取り出します。
う~ん、なかなか出てこない…
手がすべってしまう…
裁縫と衣服畳み・折り紙にも挑戦しました。
重くてだるい…
細かな作業は大変…
何をするにも思うように動かせず一苦労。やりたい気持ちも失せてしまいました。
いつもの何気ない日常動作がとても困難ということを体験できました。
車いす体験では、片麻痺の状態で、様々なタイプの扉を出入りしてみたり、スロープや道路を行き来してみたりしました。
扉のタイプによってこんなに違うとは…
それほど急なスロープでもないのに上れない…
道路では思わぬ傾斜や凸凹を感じたり、使っていた手足が痛くなったり、体感することがたくさんあった様子でした。
今日の体験を生活支援技術での学習に繋げていきましょう!