仕事のやりがいって何ですか?
様々なやりがいがあると思いますが、私にとっては学生の笑顔です。
もちろん、教育の現場では厳しいことを言わないといけない場面も多くあります。
なぜなら作業療法士の仕事は、人の命や生活に触れるからです。
しかし、学生に厳しいことを言えばむすっとすることもあります。
でもいいんです。
1年後、5年後、10年後に何かの気付きになればと思って指導しています。
さて、作業療法学科1年生は、9月下旬にプロカメラマンである平井慶佑先生による「写真」の授業を受けました。
写真という作業活動を用いて、人に想いを伝えられる。そんな授業でした。
この日はカメラを片手に学校を飛び出し、様々なものを撮影。
そんな授業中に学生が見せたとびっきりの笑顔です。
その時に見せたとびっきりの学生たちの笑顔、この笑顔が私の仕事のやりがいです。
作業療法学科 教員 廣瀬武
下の写真は、アマチュアである私の写真です!
PS:写真の授業を行って頂いた平井慶佑先生は、9月12日の報道ステーションでも取り上げられた方なんですよ♪
皆さんにとっての「生活」ってなんですか?
実は、「生活を見る力」が作業療法士求められます。
そんな力を磨くため、サンビレッジの作業療法学科では、「NPO法人校舎のない学校」の協力を得て日帰りホームステイを行っています。
行先は揖斐郡揖斐川町の坂内。
自然豊かな地区で、渓流にはイワナが泳ぎ、豊かな実りが田畑をを覆います。
その中で生活の工夫を見せてもらったり、草鞋(わらじ)を編んだり。
作業療法学科1年生も楽しそうです!
ホームステイ後は、竹姿庵(ちくしあん)という茅葺屋根の古民家へ移動、流しそうめんを楽しみました。
田んぼのあぜ道に生える、蕗(ふき)も教えて頂けました。
実際の生活に触れ合う。これがサンビレッジの生きた教育なのです。
作業療法学科 教員 廣瀬 武
本日8/6(土)に作業療法学科1年生の吉澤ほの香さんが、池田町福祉・英語発表会で作業療法士の学びについて発表しました。
題目は、「相手の立場に寄り添う作業療法士になるために」
なぜ作業療法士になろうと思ったのか、どんなことを学んでいるのか、どんな作業療法士になりたいのかなどなど。
本人の今までのエピソードも加えるなど、とても興味深い発表になりました。
作業療法学科の教員や親御さんも応援に駆け付けました。
追伸:3人の写真、本来なら主役の吉澤さんが中心になるはずです。うっかり教員が真ん中になってしまったことはご愛敬です。
作業療法学科 教員 廣瀬武
少し前の話になります。
去る7/15に作業療法学科・言語聴覚学科で特別講義が開催されました。
講師はプロモ―ションをされているカカワリネットの竹内氏!
広告の仕事をされる方が、医療の学校で講義!?
広告の仕事と医療の仕事はまったく違うのでは!?
と思いませんか??
実は「相手に何かを伝えていく」これは広告の仕事でも医療の仕事でも非常に大切になってきます。
「伝えると伝わるは違います」
とても勉強になりました!
皆さん、こんにちは。作業療法学科教員の廣瀬です。 題名にも書きましたが、皆さんに質問です。
「包丁は危険ですか?」
何か事件があり、その凶器が包丁であった場合、マスコミで報道されたりして包丁の危険性に目が行ってしまいます。 しかし、考えてみてください。 もしこの世から包丁が消えたら、夜のお酒のつまみであるおいしいお刺身は食べられるでしょうか? 焼き肉屋できれいに並んだカルビを食べられますか?
そうです。道具の持つ力は適した場所で適した方法で使用されて初めて発揮されるのです。 これは作業療法士という資格にも同じことが言えるのではないでしょうか。 作業療法士としての力を発揮するためには、技術を磨くことはもちろん、作業療法士として必要な思いや考え方・関わり方を学ぶことが非常に大切になります。サンビレッジの作業療法学科では、そんなソフトな部分も大切にしています。
皆さんにはこの自然豊かな池田の地で、質の高い作業療法を学んで頂きたい。
それが先輩作業療法士である私の思いです。
作業療法学科 廣瀬 武