作業療法学科ブログ
2017年07月09日 (日)
本校作業療法学科教員の廣瀬武が、非常勤講師として7月5日、岐阜大学教育学部の学生250名に「介護におけるチームアプローチ」~作業療法士の視点から~という内容で講義をしてまいりました。
内容は作業療法士とは。作業療法士の「作業」ってどういう意味か。
そもそもOTのOccupationとは。連携の方法や、チームで協力するためのコミュニケーション力とは。
などなど様々な内容を盛り込んだ講義になりました。
会場では熱心に耳を傾ける学生さんが多くみられ、将来、教員となって活躍する教育学部の学生さんにとって、興味深い内容となったと思います。
介護福祉学科ブログ
2017年07月05日 (水)
介護福祉学科の学生さんが、先日障がい者体験を行いました。片方の足に膝が曲がらないように支柱を着け、そして動かしづらいようにおもりを着け、麻痺があるような状態にして体験を行いました。
階段の上り下りを体験している中で、どのようにすると階段を下りられるのだろうかと考えながら行っていましたが、途中無理な姿勢になったのか、階段から落ちそうになりました。
「あっ! 危ない」
今回は体験だったので両足で体を支えることができましたが、一歩間違うと階段から転げ落ちるところでした。危険と隣合わせだという事を身をもって体験しました。
頭の中で考えイメージすることに加えて、利用者さんの状況を模擬的にでも体験しながら身に付けていくことの大切さを感じました。介護の勉強を始めてまだ3カ月ですが、少しずつ介護のプロになる意識が養われていくのでしょうか。
作業療法学科ブログ
2017年07月05日 (水)
皆さん、足の大切さを知っていますか?
どこかで「腕や手は作業療法士、足は理学療法士」という風潮がありますが
「生活をみる」ことを重要視する作業療法士は足もしっかりと観察する必要があります。
たとえば…
「重心がかかと側にかかるように生活していると巻き爪になる」
「圧力が一か所にかかるように動いていれば、マメや魚の目ができる」などなど。
要するに、足にはその人の動き方や生活スタイルが刻み込まれているのです。
6月30日にフットケアについて特別講演が開かれました。講師は岩手県一関国民健康保険病院の三浦和子さん。
看護師でありながら、日本フットケア学会認定フットケア指導士でもご活躍されています。
この講演で、足指でタオルをつまんで綱引きをするトレーニング方法、爪のお手入れ方法
糖尿病の方の足の拭きあげ方などなど、非常に興味深いを勉強することができました。
作業療法学科の学生たちも興味深そうに聴講し、体験もしていました。
将来、足までしっかり確認できる作業療法士になってもらいたいです。
作業療法学科 廣瀬 武
お知らせ
2017年06月26日 (月)
7月1日(土)にサンビレッジ国際医療福祉専門学校でオープンッキャンパスが開催されます。
時間は13:15~15;15です。
実際の学校の雰囲気が知りたい。
勉強内容を詳しく知りたい。
学費のことが心配で…。
などなど様々な情報を得ることができます。
ぜひご参加ください。
介護福祉学科ブログ
2017年06月21日 (水)
「ドラマセラピー」って聞いたことありますか?
演劇的手法を用いる心理療法の一つで、最近の新聞に、コミュニケーション能力の向上に役立つとして注目されていると記事が載っていました。
介護福祉学科では12年前から体験型授業として行ってきましたが、今現在はコミュニケーションに関わる科目の一部として、1年次・2年次それぞれ年間6回設定されています。
学生はこの授業を通して、多面的な視野や発想、新たなコミュニケーションの在り方を学びます。
今日は1年生の第3回目の授業。
非言語のコミュニケーションとして、ペアになり言葉以外の手段で思いを伝えてみました。
簡単そうに思えることでも、いざやってみると難しい…
自分が伝えたい思いを音や表情で表しますが、正確には通じない。
相手に伝えるって難しいですね。
授業では、この他にも体を使った遊び・ゲーム・演劇を通してコミュニケーションの学びを深めます。
自分を見つめ、
自分の殻を破り、
自分の可能性を広げ…
是非、自身の魅力、そしてクラスメイトの魅力を発見してくださいね。