サンビ校は今、桜が満開です。
今年は、例年よりも少し早い満開を迎えました。4月6日の入学式まで残ってくれると良いのですが…。
今は春休み中ですので、当たり前ですが学生の姿はほとんどありません。
ですが、あまりにも綺麗すぎて声出さずにはいられません。
「在校生のみなさ~ん、学校前の桜が満開ですよ~~っ!」
「新入生のみなさ~~ん、散る前の綺麗な桜をぜひ見て下さい」
4月6日、この桜の木の下で皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
サンビレッジ国際医療福祉専門学校
言語聴覚学科教員 森 晃雄
去る3月9日、卒業式が行われ、今年もこの学び舎から多くの卒業生が社会へと巣立ちました。
「『人の役に立ちたい』その思いで医療・福祉の世界を目指し、本校の門をくぐった皆さんがいよいよ社会に巣立つ時が来ました。皆さんがこれから向かう社会にはルールがあります。もちろんそのルールに従うことが当たり前ですが、逆にルールありきで先入観を持つと考えが狭くなってしまいます。これから仕事を始めようする皆さんは、ルールを基準に考えるのではなく入学時の思い「人の役に立ちたい」という気持ちを基準にして社会で活躍して欲しい。」
このように今村理事長より祝辞をいただきました。
校歌の中に”他人(人)の痛みを我がことに”という一節があります。「人の役に立ちたい」という思いを胸に他人の痛みを我がことに感じる医療・介護のスペシャリストとして活躍されることを願っています。
言語聴覚学科教員 森 晃雄
屋外で写真を撮る時だけマスクを取ってもらいました。記念に残る卒業生の晴れ姿ですから…。
卒業生から花束と記念品の贈呈です。
奨励奨学金制度に基づき7名に奨学金が給付されました。そのうち成績優秀と皆勤のW受賞は2名でした。(介護福祉学科は他の奨学制度があるため対象外)
サンビ校の南に「池田こども園」があります。
毎年、学生と園児が交流をしています。
今年はコロナの影響で交流ができませんでした。
今回、体育館で太鼓の演奏を聞かせてもらいました。
子供たちの真剣な表情の演奏に大きな拍手が響きました。
学生は何日も前から、子供たちが喜ぶゲームを準備。
6歳の子が喜ぶ遊びはなにかな?
どんなクイズなら答えられるかな?
相手のことを考えて、準備をする。
その視点、介護福祉士にとって大切です!!!
子供たちの元気な笑顔があふれた交流の時間でした。
介護福祉士学科 2年生
岐阜市歴史博物館で行われてる
「ちょっと昔の道具展」へ。
昔は当たり前に使われていた道具たち。
ちょっと昔の生活を想像しながら、回想法を体験。
井戸や、トイレ、五右衛門風呂、乳母車、昔の学校、駄菓子屋さん、
その時代に生きた方と関わることになる学生さん。
知っている事で
お話出来る幅も広がりますね✨
伊奈波神社へ
国家試験の合格祈願の参拝も忘れずに☺️
全ての学生が登校できるようになった6月2日
4月にできなかった入学式のかわりに
新入生を歓迎する会が開かれました。
新入生代表として介護福祉学科の森公希くんからの誓いの言葉をご紹介します。
新入生誓いの言葉
本日は、私たち新入生のためにこのような会を開いていただき、ありがとうございます。理事長、校長先生、そして先輩方からの心のこもった激励のお言葉をいただき、新入生一同、身の引き締まる思いがいたします。今までとは違う新しい環境での生活に不安もありますが、それ以上に楽しみや期待で胸が高鳴ります。
私が介護福祉士という仕事を知ったきっかけは、中学二年生の時の高齢者施設での職場体験です。私は昔から地区の集まりでご高齢の方と話す機会が多く、とても楽しいと感じていました。これを仕事に生かせないかという事で、その職場体験に行きました。そこではご利用者と一緒に体操をしたり、かるたをしたりするなどの体験をさせていただきました。最初は話し掛ける勇気がありませんでした。しかし、ご利用者の方から話しかけていただき、色々な話をすることができました。そして笑顔で話してくださる様子を見て、とても嬉しくなりました。この時、私は介護福祉士になろうと決意しました。
中学三年生の時のボランティアで、寝たきりのご利用者に飲み物を渡しに行った時のことです。「飲み物を持ってきました。」と言うと、大きな声で「あぁ!?」と言われました。そのとき私は怖くなり何も言う事ができなくなりました。近くにいた介護福祉士の方が助けてくれましたが、私はひとりでできないことがとても悔しいという気持ちになりました。そして、ふとその方を見てみると、笑顔で介護福祉士の方と話をしている姿がありました。後から聞くと、急に怒ってしまうのは認知症の症状であって、悪気が有るわけではないとのことでした。その話を聞いて、怖いという気持ちよりもその方を笑顔にしたいという気持ちが強くなり、介護福祉士になりたいという思いが強くなっていきました。
それからは介護のボランティアや介護のことを学ぶことのできる本校のバスツアー、オープンキャンパスにも参加させていただきました。しかし、介護福祉士は大変な仕事だからと両親は賛成してくれませんでした。私は諦める事ができず、両親にこの職業に就きたいという熱意を何度も伝えていき、ようやく自分の好きなようにやりなさいと言ってもらえるようになりました。そして、いつも私の悩みを聞き、励ましてくれた祖母も応援してくれています。私は、家族を始め、今まで支えてくれたすべての皆さんに心から感謝し、その期待に応えられるように頑張っていきたいです。
本校は豊かな自然と家庭的な雰囲気があふれるすばらしい学校です。私たちはそのような環境の中で介護福祉士、作業療法士、言語聴覚士になるための、新たな一歩を踏み出しました。新しく出会った仲間と共に、日々目標に向かって勉強に励んでいきます。また、知識や技術だけでなく思いやりの心を持ち、ご利用者の気持ちを考え行動できる人になりたいです。
最後になりましたが、先生方、先輩方、これからのご指導をよろしくお願いします。
令和二年 六月二日
サンビレッジ国際医療福祉専門学校 新入生代表 森 公希