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デンマークセミナー

2017.09.29 / お知らせ,介護福祉学科ブログ,作業療法学科ブログ,保護者の方へ,教職員の方へ,社会人の方へ,言語聴覚学科ブログ,高校生の方へ

9月22日にデンマークセミナーが開催されました。

バンク・ミケルセン記念財団理事長の千葉忠夫氏が基調講演を行ってくれました。

千葉氏は「世界一幸福な国デンマークの暮らし方」などを執筆しています。

また、ニュースや新聞でも取り上げられていましたが今年の6月19日にデンマークを訪問された皇太子さまに北フュン国民高等学校を案内された方です。いわずと知れた世界で一番の福祉国家デンマーク。そのデンマークで介護福祉士の仕事、作業療法士の仕事、言語聴覚士の仕事の話。また日本との違いなどもお話ししていただけました。

また、デンマーク・北フュン島市在宅介護部長のアネッテ・クリステンセンさんから実際のお話を聞かせていただきました。

 

公演後は学生とのTeatime。

サンビレッジ国際医療福祉専門学校では、海外の医療福祉を学べる機会を多く企画しています。


基礎作業学(写真)

2017.09.22 / 作業療法学科ブログ,保護者の方へ,教職員の方へ,社会人の方へ,高校生の方へ

作業療法学科1年生は揖斐川町坂内地区で授業を行いました。

毎年この授業を行ってくれるのはプロカメラマンの平井慶祐さんです。

現在は東北で写真家として活躍されています。そんな平井慶祐さんの授業ではお題が出されます。

今回のお題は「面白いものを撮影しよう。ただし、シャッターを押せるのは3回まで」自然豊かな坂内地区を学生たちがカメラを持って歩きます。

 

 

きれいに刈り取られた田んぼ、道端に伸びるミョウガ。人々が生活する空間を3回しかないシャッターチャンスを求めてアンテナを張り巡らします。現在はとても便利な時代になりました。自分がアンテナを張らなくても、外から簡単に情報が入ってくる。これでは作業療法士にとって必要な「情報収集の力」や「気付く力」は育ちにくくなります。この授業を通して、そんな力が伸びてくれればいいなと思います。

平井さんは続けます。

 

「楽しいものを探すとき、視点を変えてみて!」

「真上から見たり、真下から見上げたり!そうすると今まで見えなかったものが見えるかもしれないよ。」

ただ見るのではなく、自分から楽しいものを探し求め、自分から動き、多面的に物事を見る。

写真も医療福祉もまったく同じことなんだなと気づかされました。対象者を多面的に見て、小さな変化に気づくアンテナを張りながら作業療法を提供していく。とても大切なことです。

学生は授業での勉強より一生懸命学んでいたように感じました

 

 

 

 

 

 

私のベストショットはこの写真。

 

 

どんなところで働いてもみんな見てますからね。お宅に上がる時は必ず靴をそろえる。当たり前ですが、そんなことがしっかりできている作業療法学科1年生、様々な学びを通して、良い作業療法士になってください。

作業療法学科 教員 廣瀬武


木工から学ぶ

2017.08.17 / 作業療法学科ブログ

作業療法士はその方の大切なものをもう一度できるように支援する仕事であると、以前記事に書きました。

しかしそれ以外にも精神的・身体的に治療の手段として、作業活動を提供することもあります。

今回そんな作業活動の一つとして、作業療法学科1年生時は基礎作業学という授業で木工を行いました。作業療法学科1年生の木工をクローズアップします。木工では将来就職してから使用する治療道具を作成します。指の巧緻性改善を目指す物や、感覚入力を増やすものまでさまざまな用途のものがあります。あまり固定概念にとらわれず、学生のアイデアを木工に取り入れいい作品を作ってくれればと思います。

しかし、実際に木工を行ったことが無い学生が半分以上。まずは道具の使い方から学んでいきます。

「ノコギリの刃は縦引きと横引きがある。」

「カンナの刃の出を調節するにはここをたたく」

などなど。

じつはこれ、作業療法士の国家試験でも問われます。1年生には実際にカンナを分解・組み立ても行ってもらいました。

皆さん楽しそうにカンナの刃を調節し、どれだけ薄く削られるか挑戦していました。

 

私は幼少のころ、木工が大好きな祖父から道具の使い方を教えてもらいました。その頃にカンナの刃を下にして置いたり、はさみを開いたまま置いておくと叱られたのを覚えています。そんな経験も活かし授業中に刃物のリスク管理の重要さも伝えていき、最終的には将来医療・福祉現場で様々なリスクに対し、管理がしっかりとできる作業療法士になっていただきたいと思います。

作業療法学科 教員 廣瀬 武


作業療法士の卵たち

2017.07.25 / 作業療法学科ブログ,保護者の方へ,教職員の方へ

作業療法学科1年生は、入学してはや3か月が経過。

高校までとは違った専門的な学習が始まりました。

初めて学ぶ分野に右往左往しながらも、この3か月間で自分なりの勉強方法を身に着けたと思います。

 

筋の走行は暗記するのではなく、立体的に理解する必要があります。そのためオーソドックスな方法ですが、一つ一つ骨格の絵に着色していき、重なりを理解していく方法が一番です。

時折グループ内でも、教員ともディスカッションしながら、1年生は楽しそうに理解していました。

 

 

さて、作業療法学科2年生は、7月末から8月頭にかけて、岐阜県内の病院で1週間、検査方法のみを練習する検査実習にいきます。この検査にはバイタルチェック、関節可動域検査や筋力検査、認知症の検査などが含まれます。

2年生は実習モードで練習を重ねていました。みなさんいい表情をしています。

 

 

意味ある実習になることいいですね。教員一同、応援しています!さあ、作業療法士の卵たちがんばれ!

 

作業療法学科 廣瀬 武


第16回池田町社会福祉大会

2017.07.18 / 介護福祉学科ブログ,作業療法学科ブログ,保護者の方へ

去る7月15日、サンビ校のある池田町中央公民館にて『支え合い☆助け合いフォーラムまるっといけだ(VOL.2)』が開催されました。

「再発見!池田町の魅力“ここが好き池田町の未来」をテーマに、介護福祉学科1年 松下あかりさん、作業療法学科1年 森比奈子さん、言語聴覚学科2年 根本恵里さんの3名が、サンビ校のプレゼンターとして登壇しました。そして「いつまでも元気で自分らしく生きるために!」“予防”という観点から、それぞれ作業療法・言語聴覚療法・介護福祉を学ぶ学生の立場として、時に自分の経験や家族の話を交えながら発表をしてくれました。

また、いつまでも自分の口からおいしく食べることができるよう喉や口の筋肉を鍛える方法として、パタカラ体操を紹介したのですが、当日、参加していた会場の皆様にもこの体操をやって頂き、公民館はさながら大きな“教室”のようでした。発表者と会場が一体感に包まれた瞬間に感じました。

 

全体として「池田町を福祉・リハビリのまちにしたい!」という3名の強い思いが伝わる素晴らしい内容だったと思います。彼女たちは「これからも医療・福祉を一生懸命学び、地域の役に立てる専門家になりたいです。」と力強く宣言してくれました。うれしい限りですね。

言語聴覚学科 教員  森 晃雄

 

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