介護福祉学科ブログ
2018年06月26日 (火)
6月17日の日曜日に公開講座と体験型ワークショップが開催されました。
小学生から70代の方々まで幅広く、そして多くの方に参加していただけました。
公開講座「ロジカルシンキングがわかれば勉強なんて怖くない」では細川寛将 氏から、脳科学の観点より効率的な勉強方法を提案していただきました。「なぜスタバでの勉強ははかどるのか?」や、「なぜ暗記ではなく理解なのか?」など非常におもしろい話が続きました。
参加者の方々は興味深そうにメモを取られていました。
「知ってみよう、自分の認知特性」では本校の作業療法学科教員、廣瀬武がそれぞれの認知特性にあった勉強方法やノート作りの提案をさせていただきました。
「視覚優位者」と「言語優位者・聴覚優位者」のノート作りは違います。本校の学生に対し行っている細やかな指導の一部を公開させていただきました。
自由参加でしたが、本校の学生も参加していました。
参加者の声です。
16歳 女性 高校生
自分の認知特性から最適な勉強方法を知ることができ、今日からでもやりたいと思いました。この方法を自分の物に定着させたいと思いました。ありがとうございました。
40代 男性
今回の講話は多くの気づきがあり、この年齢になって初めて知ったことがいくつかありました。私は子供を持つ親ですので、子どもへの指導という面でも役に立ちましたし、会社でも応用できるところがありました。ありがとうございました。
10代 女性 高校生
今まで自分に合った勉強法はできていなかったのかなと思いました。ですので図などを用いてうまく勉強できればいいと思いました。
満足度もとても高い公開講座・体験型ワークショップになりました。
またサンビレッジ国際医療福祉専門学校で行われる公開講座を楽しみにしていてください。
作業療法学科ブログ
2018年06月18日 (月)
「作業」=「生活のすべて」
作業療法士は生活のすべてをリハビリする専門家です。そのため、活躍する場所は病院だけではなく多岐にわたります。
そのためにも、学生には色々な施設を見学してその施設の特色や作業療法士の働き、そしてチームとして動く専門職の現場を感じ取ってほしいと考えています。
そんな思いから始まった施設見学。
作業療法学科2年生が社会福祉法人新生会のサンビレッジ瑞穂を拠点に、もやいの家瑞穂、サンビレッジほずみ駅前の3施設をめぐりました。
各施設の特色や、現場ならではの意見などを聞かせていただけました。「学生」だから…ではなく、作業療法士のの卵として接してくださった施設の皆様に感謝です。
学生もそんな熱意を感じてか、質問の嵐。嵐。嵐。なかなか終了しません。
帰りには少々興奮気味に今日体験したことを学生がディスカッションを行いました。
新しく知りえた情報を、アウトプットし、メンバーで共有しました。
作業療法学科2年生は、基礎的な学びからいよいよ発展的な学びを行い始めました。インプットではなくアウトプットを始めた学びに変わってきた事に嬉しく思います。
頑張れ君たち。探究心をもって前へ進め!
介護福祉学科ブログ
2018年06月15日 (金)
本校は母体である社会福祉法人新生会の現場を「第2の校舎」として、様々な授業を行っています。
今年度新たに生活支援技術の実際を学ばせて頂くことになりました。
その第一弾は、環境整備のベッドメイキングです。
学校で基礎を学び、技術練習を繰り返し行い、現場へ行きましたが、実際の現場ではなかなかうまくいきません。
シワができないように・・・
利用者さんが近くにいらっしゃると緊張する・・・
利用者のお部屋にお邪魔させて頂くという緊張感や、作業スペースが十分とれない狭い環境の中でシーツを敷いたり、始める前と同じ位置に私物を戻したり、自分たちの思い描いていたようにはできなかったようです。
学校で学ぶだけでなく実際に現場で学ぶからこそ、実践力を身に付けることになるのだと改めて感じました。
介護福祉学科教員 和久井 愛
介護福祉学科ブログ
2018年06月13日 (水)
6月10日(日)に第2回オープンキャンパスを開催しました。
今回も多くの方に参加していただきありがとうございました。
各学科で体験授業が行われて、参加者の方は積極的に耳を傾けていただけました。
介護福祉学科では経管栄養体験。
作業療法学科ではストレッチ体験。
言語聴覚学科では透明文字盤体験をしました。
今回もサンビ校の在校生が、授業の様子や学校の雰囲気について話してくれました。
非常に和気あいあいとした中で行われたオープンキャンパス。在校生が受験を考えている学生さんに対し、「勉強は大変だけど、自分のなりたいものになるための勉強だから、楽しいんです。」といった一言が忘れられません。
サンビ校の事を詳しく知りたい方、在校生の生の声や雰囲気を感じたい方、ぜひオープンキャンパスに参加してくださいね。
言語聴覚学科ブログ
2018年06月10日 (日)
言語聴覚学科2年生が学ぶ「言語発達障害学演習Ⅰ」
ことばの発達に遅れがある子どもの特徴や支援法を学ぶ科目です。
発達の問題を理解するためには、まずは一般的な子どもの特徴や発達段階をよく理解する必要があります。
まずは遊びを通して子どもたちの特徴を理解することを目的とし、
サンビレッジ専門学校から歩いて5分のところにある「池田こども園」さんへ実習に伺いました。
まずは子どもたちの前で自己紹介。今回はもも組(2歳児)、あか組(年少)、き組(年中)、みどり組(年長)に
分かれて入ります。
バイクで遊ぼうよ~♪のお誘いでしょうか?
暑い中でも子どもたちは元気いっぱい!園庭で走り回りました。
何のお花をもらったのでしょうか?子どもたちからプレゼントをもらいました。
教科書を読めば、何歳何か月頃にどんなことができるようになって、
どんな言葉を話せるようになって・・・と、とても詳しく書いてあります。
たとえそれを全て暗記したとしても子どもの成長はそれぞれで、
誰1人として全く同じ成長を遂げることはあり得ないのです。
そしてそれが1人1人の個性につながっていきます。
お話が上手な子、ちょっと引っ込み思案な子、絵本を読むのが好きな子、読んでもらうのが好きな子、
ごはんを食べるのが早い子、ちょっとだけ苦手な食べ物に苦戦する子、
お友達と鬼ごっこをするのが好きな子、砂場でおままごとをするのが好きな子・・・。
同じクラスで、同じ年齢でも、いろいろな子がいることを遊びを通して少し理解ができたのではないでしょうか。
池田こども園さんでは、担当クラスを変えてもう一度演習を行う予定です。
次はどのような子どもたちとの出会いがあるか、私もとても楽しみです。
(言語聴覚学科教員 森和歌子)