10月 25, 2016 カテゴリー: 介護福祉学科ブログ
Aさん「いや、絶対むり」
Bさん「そうだよね~」
食事を一口
Aさん「ごほごほ・・・」
こんな一場面から想像してみてください。これは生活支援技術の演習の一コマです。
食事介助の方法を学ぶ為に、学生がペアとなり、まずはベッドを水平にしたまま介助を行いました。「食べにくいね」「飲み込めない」「怖くてできない」などの声が。
続いて姿勢を直し介助をすると、「これで安心して食べられるね」と。でも、どれだけ姿勢が良くても、無言で介助されたり、介助者の位置が悪いと、普段おいしいと思う食事でも全く味がわからず、食事がすすみませんでした。
結局学生は、自分の目で見て確かめ、自分の力で食べる食事が一番おいしかったようです。
介助する場合は少しでもそのおいしさに近づけるよう十分な配慮や確かな技術が必要ですね。
今週から2年生が4週間の実習。2年生の実習が終了すると、1年生の実習が始まります。
利用者の立場に立ってケアの実際を学んできてほしいですね。
介護福祉学科 和久井愛