『けんこんいってき』と読みます。
「乾」は天、「坤」は地を意味します。また「一擲」とは投げることを指します。
その昔、武将が、自分の運命をかけるほどの大勝負の際、サイコロを投げて天(吉)と出るか、地(凶)と出るか運命を占った中国の故事からきていることば。
今では、天下の覇権を賭けて大勝負に出ることを乾坤一擲と言うそうです。
さて、今年のサンビ祭の全体スローガンは、この乾坤一擲。老いも若きも、男も女も、学生も教員もこの日ばかりは立場や学科の垣根は関係なくスポーツを通じて真剣勝負を行いました。
天下分け目の関ケ原の合戦の再来か?(はたまた世紀末覇者ケンシロウVSラオウか?)
さあ、今年の覇者はどの学科だったでしょうか?
各競技の個別結果は以下の通りです。(一部抜粋)
・「障害物リレー」は介護学科の優勝!
・「大縄跳び」は、若さ爆発で、作業療法学科の優勝
・「ぐるぐるバット」は、面白すぎて言語聴覚学科3年生チームの勝利
・「椅子取りゲーム」では、作業療法学科2年生が優勝しました。
・「バレーボール」は、ガチで介護学科が強し!
・「ジェスチャーゲーム」は、さすがプロです。教員チームが勝利を収めました。
各学科の皆さんおめでとうございました。
そして、総合優勝は…作業療法学科でした。
みんな真剣でした。
みんな笑いました。
みんな盛り上がりました。
そして、最後はみんな一つになりました。
そうです!覇者になったのは、サンビ祭に参加した全員だったのです!!
最後に、実行委員会の皆さん本当にお疲れさまでした。
最後までケガ人無く、無事終えることができたことに感謝を述べたいと思います。
言語聴覚学科教員 森 晃雄
北名古屋市歴史民俗資料館の3階の階段を昇るとまず目に入るのが“昭和の街並み”です。その瞬間昭和時代にタイムスリップしたようになります。
ゆっくり見学すると、学生からは「話には聞いたことがあるけど実際に見たのは初めて」、「祖父母の家で実際に使用したことがある」など、様々な感想が飛び交っていました。
以前は身近にあり普段の生活の中で使用していたものが、時代と共に使用されなくなり忘れ去られる物も多くある寂しさを感じつつ、物を通して当時の生活がよみがえり、大切な思い出を語ることのできるとても大切な時間となりました。
自分の部屋に埋もれている懐かしい物を見つけて、当時の思い出に浸るのも良い時間かもしれないですね。
宝地図はご存知ですか 。
夢や目標を明確に持ち続けることで、実現へと引き寄せる。そのための魔法のアイテム。
それが宝地図です。
この度、介護福祉学科2年生が「生活支援技術」の講義を通して宝地図を作りました。
作り方は簡単!
まず、夢や目標を書いた紙をコルクボードに貼り付けます。
次に、夢や目標をイメージする絵や写真、文字も貼り付けます。
さらに、様々な希望や理想の人生も盛り込んで、彩りよくコルクボードを仕上げていきます。
あっという間にステキな宝地図の完成です!
作業中、ワクワクを抑えきれないみんなの笑顔が印象的でした。
「夢の実現に向け何をすべきだろう?」と、
作業を通して、道しるべが示せたり…
毎日眺める事で、視覚的にイメージを持ち続けられたり…
思考や行動力に変化をもたらすことで、夢の実現へ引き寄せる宝地図。すごいパワーですね。
みんなの夢が叶いますように…
5月2日に、愛知県で作業療法士をされている山田隆司さん招き、3学科合同で特別講義を開催しました。お題は…
「私たちは○○する仕事です」~対象者へアプローチするコツ~
ご自身シャルコーマリートゥース病の当事者で、手術や入院を繰り返し、当事者セラピストとしての可能性を模索されている方です。アウトドアや旅行が趣味で、奥さんと娘さんとUSJなどに行ったり、キャンプをしたり、非常にユニークなライフスタイルを送られています。
「しょうがい」の捉え方、「ナラティブ」の読み取り方、アセスメント(評価)のきっかけは恋に似ている!など非常に興味深いお話が続きました。
本校の学生も、ぜひ医学的な知識だけにとどまることなく、この幅広い視野を学んでいただき、将来活躍できる介護福祉士・作業療法士・言語聴覚士になっていただけたらと思っています。
特別講義後は学生ホールで山田さんを囲んでランチタイム。
アウトドア好きな山田さんが作ってくれたのは、「フランスパンの粒あん+クリームチーズのせ」
まさに絶品!キャンパーの皆さんおすすめですよ!
さて、話は戻って、「私たちは○○する仕事です」~対象者へアプローチするコツ~
この○○に入るものはなんでしょう?
本校の学生さんには宿題として出されました。そんなに簡単に答えは出ませんよ。
大切にゆっくり考えてくださいね。
本校の桜も花開いてきた4月4日、入学式が挙行されました。
皆さん、期待に胸を膨らませ入学されてきました。
何より好天に恵まれてほっと一息。
皆さんの日頃の行いが良いのでしょうね。
ここで新入生を担当する担任の教員は、ここで1年生の名前を読み上げます。
学生も緊張していると思いますが、実は教員も緊張しているんです。
呼び方を間違えないように…声が震えないように…
在校生は各自係りの仕事を全うしました。
与えられた役割をしっかりと行う。これら将来働くうえで、とても重要となります。
どんな機会でも学ぶことは多くあります。
新入生の皆さん、知識や技術は当たり前ですが、責任ある大人になるためにも様々なことを学んでいきましょうね。実りある2年・3年でありますように。