先日、海津明誠高校の生活福祉科1年生 38名の方が来校されました。講義・施設見学を通して社会福祉への理解を深め、関心を高める目的でした。
生徒の皆さんに福祉の楽しさを知ってもらうために、本校で福祉を学ぶ学生の写真を、少し工夫して掲示しました。(この工夫はまた報告しますね)
実際に介護施設で働いている先輩からは働く楽しさ、やりがいなどを話してもらいました。この先輩というのが海津明誠高校を卒業し一度は別の道に進んだものの、高校の時に学んだ「介護」が忘れられないと、再度福祉を学ぶために本校に入学してくれた方でした。生徒のみなさんは先輩からの話に聴き入っていました。
その後、4班に分かれてリハビリセンター白鳥まで歩いて移動し、見学を行いました。
見学後に「こんな施設で働きたい」との声も聴けました。なんだかうれしい言葉ですね。
高校生の皆さん、今まで学校で勉強を教えてもらってきましたよね。
では、勉強方法や記憶方法を教えてもらってきましたか?
高校卒業後、専門的な勉強が始まります。
そこで、暗記ではなく総合的な理解が大切になるのです。
サンビレッジでは「勉強をやみくもに頑張る!」よりも「楽しく上手に学ぶ!」を大切にしています。
今回、その一環として11月16日の放課後に廣瀬哲司さん(作業療法士)が記憶の勉強会を放課後に開催してくれました。
もちろん、学生は自由参加!
上手に記憶したいな!勉強したいな!と思う学生が参加しました。
記憶は脳の海馬や大脳皮質に保存されます。
脳に記憶(入力)する作業も大切ですが、覚えた内容を再生(出力)することがとても大切になります。
しかも、最も記憶の定着に効果的な再生(出力)する時間的タイミングがあるんです。
気合と根性で勉強するよりスマートに勉強をしていくことが出来るのです!
さて、作業療法学科3年生は国家試験に向けて、いよいよ勉強を加熱しています。
実は3年生はこの勉強を方法を取り入れています。
放課後にホワイトボードを使用して覚えたことを再生(出力)しています。
具体的にはクラスメートに自分が学んだ事を先生のように伝える勉強方法を行っているのです。
ふむふむ、心電図の説明ですね…!
能動的に学び工夫している姿をこっそり見ると、成長してるなって教員は嬉しくなってしまいます。
頑張れ3年生!
作業療法学科 教員 廣瀬武
仲間と協力し笑顔で仕事をこなす姿
お年寄りと楽しく会話する姿
小さなお子様をあやす姿
これは、先日行われた陽の里まつりの光景です。
とってもステキな笑顔です。
人と話すと緊張する…
笑顔でって言われるけど難しい…
年の離れた人と何を話せばいいか分からない…
入学当初、こんな不安を抱えていたとは信じられません。
そう、これはまさにコミュケーション能力が身に着いた証ですね。
授業で行うグループディスカッション、
他学科との交流・行事を経て、着実に力がつきました。
そして、何よりサンビレッジ国際医療福祉専門学校の強み「現場体験」で更に磨きがかかったのではないでしょうか。
まだ半年しか経っていない学校生活での成長ぶりに、心温まる一日でした。
これから卒業までにどんな成長を見せてくれるのでしょう?
期待膨らむ今日この頃です。
Aさん「いや、絶対むり」
Bさん「そうだよね~」
食事を一口
Aさん「ごほごほ・・・」
こんな一場面から想像してみてください。これは生活支援技術の演習の一コマです。
食事介助の方法を学ぶ為に、学生がペアとなり、まずはベッドを水平にしたまま介助を行いました。「食べにくいね」「飲み込めない」「怖くてできない」などの声が。
続いて姿勢を直し介助をすると、「これで安心して食べられるね」と。でも、どれだけ姿勢が良くても、無言で介助されたり、介助者の位置が悪いと、普段おいしいと思う食事でも全く味がわからず、食事がすすみませんでした。
結局学生は、自分の目で見て確かめ、自分の力で食べる食事が一番おいしかったようです。
介助する場合は少しでもそのおいしさに近づけるよう十分な配慮や確かな技術が必要ですね。
今週から2年生が4週間の実習。2年生の実習が終了すると、1年生の実習が始まります。
利用者の立場に立ってケアの実際を学んできてほしいですね。
介護福祉学科 和久井愛
今日はサンビレッジ国際医療福祉専門学校にドイツから友人が遊びに来てくれました。
名誉理事長の石原さんの古くからの友人です。
お昼休みの時間に、学生と意見交換会を行いました。
ドイツ語と英語、日本語が飛び交う異空間。
なんせ国際が学校の名称にもついていますからね。
日本の美味しい食べのもの話。
素敵なドイツ語の話。
ドイツのクリスマスの話。
沢山の話が飛び交い、学生もワクワクして話に耳を傾けていました。
様々な方とコミュニケーションをとり、様々な考え方や文化に触れる。
これは、豊かな人間性を育むためにとても重要なことなんです。
大切にしたいですね。
作業療法学科 廣瀬武