国家試験を1月27日に終え、あとは卒業を迎えるだけ…。いえいえ介護福祉学科2年生には最後の技術試験が2月に待っています。その試験に向けて授業がない日も学校に来て練習しています。
学生生活も残り1カ月と少し。そんな中、声を掛け合い練習に来ている姿を見ると、なんだか嬉しいですね。
2月2日に春のオープンキャンパスを開催します。
時間 13:15~15:15
場所 サンビレッジ国際医療福祉専門学校 北館
今回は午後より開催いたします。12:30より開場していますので、ご自由に展示ブースや卒業後の就職先一覧などを閲覧してください。
オープンキャンパスでは学校の概要説明、キャンパスツアー、体験授業、Teatimeでの質問コーナーなどがあります。
・学校概要説明では、学費や独自の奨学金制度、入試の情報や学びの特色など様々な情報を得ることができます。
・介護福祉学科・作業療法学科・言語聴覚学科の体験授業では、実際の授業がどのような雰囲気で行われているのかを体験することができます。
・Teatimeでは実際の在校生の声を聞くことができ、そこで様々な質問をすることもできます。
※土日祝日にお申し込みいただいたメールにつきまして返信できない場合がございますが、受け付けておりますので安心してご来校ください。
12月8日(土)に岐阜県介護人材参入促進事業である、「介護・リハビリ職 魅力発見バスツアー」が開催されます。
多くの方に参加お申込みいただいております。
当日は各種施設を回り、実際の介護やリハビリが行われている現場を見学していただけます。
その後に障がい者体験として、手の感覚が低下した体験、白内障体験、頸椎カラー体験をしながら、クリスマスリース作りを行います。
飛騨・高山コース、岐阜・西濃コースとも、まだ若干の空きがあります。
介護職・リハビリ職に興味のある方、実際の働いている場を見たいかた、ぜひ参加ください。
11月19日から始まる実習に向け、介護福祉学科1年生に、実習記録の書き方の講義を行いました。
ふれあいタイムの後にも毎回記録を書いてきましたが、さらに3つの視点(環境面、身体面、精神面)を考えながら記録を書くことに取り組みました。
講義で使用したのは、卒業生が書いた記録です。今回は一部を抜粋して、考えてもらいました。
【状況】
数珠作りを行った。石の玉ではなく、木の実を使用した。
【考察】
Tさんは、初め楽しく行っていたが、穴にうまく糸が通らず途中で諦めてしまった。
この文章を、この7カ月学校で学んだ知識の中から、3つの視点で深めてもらいました。
環境面・・・集中できる環境なのか、机・椅子の高さなど
身体面・・・筋力が低下して針が保持できない、白内障などの視力の問題、男性だったからなど
精神面・・・楽しくない、達成感がない、集中力の低下など
今回挙げたのはほんの一部ですが多くの考えが出てきました。この7カ月で知識が深まり考える力がついてきたようです。
実はこの記録を書いている時アクシデント?がありました。
それは、【状況】の中に出てきた『木の実』についてです。
学生からイメージができないと・・・。 あーそうか・・・。と
口頭で説明はしましたがやはりイメージができないようです。
クラスメートが、自宅に生えているジュズダマを持って来てくれました。現物を見る事で「確かに高齢になって糸を通すのは大変」と実感できました。
これも、学びですね。
介護福祉学科1年生が、リハビリセンター白鳥で入浴実習体験をさせて頂きました。
施設で実際に使用する物品を使わせて頂き、現場の職員さんの指導のもと入浴体験をすることで、よりリアルに学ぶことができました。
・実際には、服を着て入浴をするわけではないのでプライバシーには気をつけ、利用者と関わりたいと思います。
・他人にやってもらうと気持ちがいいと感じる部分もあるが、いつお湯をかけられるか、かゆいところがあっても言い出せない、と気を使うことが多くあった。
・想像していたより、体力を使うし大変だった。だからこそ利用者にも負担がかかるので、手早く、丁寧に行うことが大切だと学んだ。その為には体調確認や表情の観察は重要な事だと学んだ。
・お風呂に入る効果は、リラックスと清潔を保つためだが、体験を通して恐怖に感じる事もある事が分かった。利用者の気持ちを考えながら介助を行いたい。
・介助する時は細心の注意を払ってと抗議で学んだが、実際の現場で学ぶ事でその意味の深さを知ることができた。
・シャワーチェアーで湯船に入る時恐怖を感じた。その時声をかけてもらえるだけで安心できた。声掛けの重要性を学んだ。
などと、体験することで多くの学びが得られました。
今回、学生が学ぶにあたり、施設の協力がなくては実施の現場を体験できませんでした。近隣に母体の施設があるという強みを活かした講義でした。