岐阜県に在住、勤務している言語聴覚士が集う「岐阜県言語聴覚士会」には、
現在200人を超える会員が所属しています。
言語聴覚士の支援を必要とする方々や言語聴覚士への情報提供、勉強会の開催、
行政との情報共有など、様々な活動を行っています。
本校の言語聴覚学科はその県士会の事務局を担当しており、様々な業務を行っています。
2月25日(日)には県士会主催の研修会が開催され、たくさんの言語聴覚士が参加してくださいました。
養成校を卒業し、国家試験に合格して晴れて言語聴覚士になった後も
患者さんにより良い支援ができるよう、日々新たな知識や技術を習得するための
勉強が続いていきます。
私も受付業務を行った後は、一緒に勉強してきました!
この日は卒業生(言語聴覚学科4期生)の品川さんが司会でした。
品川さんは現在多治見市民病院で勤務する傍ら、県士会の理事として活躍中です。
サンビレッジを巣立った後それぞれで活躍し、こうして一緒に県士会理事として
活動することができるのは本当に嬉しいことです。
私たち教員も常に勉強!
卒業生と一緒に学び続け、言語聴覚士としてのスキルの向上と社会貢献に
務めていきたいと改めて思った一日でした。
言語聴覚学科 教員 森和歌子
学生は覚えてきた手順を実施しますが、なかなかうまくいきません。
物品の扱いに精一杯で言葉がけがほとんどない学生、手順どおりではあっても手技が荒い学生など様々です。
相手はこの演習用に作られたモデルの人形です。名前はサンビ陽子さん。でも、そのサンビ陽子さんが実際に呼吸困難で苦しんでいる利用者さんだったらどうでしょう。
「言葉がけがなければ、不安な気持ちを与えてしまいますね、手技が粗ければケガをさせてしまうかもしれませんよね。陽子さんに安心、安楽なケアをしてください」学生にそう伝えると、みなうなづいています。「陽子さん、のどのゴロゴロをとって楽になりませんか?」やさしい言葉がけで、苦しさを受けとめながら丁寧にやりなおしていきます。
本日は演習初日でしたが、クラスの半分の学生が放課後も残って練習をしていました。
サンビ陽子さんに安心・安楽なケアができるように。
今年初のオープンキャンパスが本日サンビレッジ国際医療福祉専門学校で行われました!
参加してくださった方、ありがとうございました!
サンビレッジのいいところは?
近くにスーパーはあるの?
就職ってどうなんですか?
実際の授業の雰囲気は?などなど。
お昼ご飯はどうしてる?受験は難しい!?
などなど、様々な質問が飛び交っていました。
サンビレッジのオープンキャンパスでは、在校生の声はもちろん、様々な情報を得ることができますよ!
うれしい知らせが届いています。これでほぼ全員就職内定をいただきました。
特別養護老人ホーム、訪問介護ステーション、障害者施設、病院、特別地方公共団体、そして当校母体の施設にも数名が就職内定いたしました。卒業後も度々顔を合わせられそうです。介護業界は、今まさに売り手市場といわれていますが、当校にもその波が大きく押し寄せてきました。
学生によっては2〜3施設から直接オファーをいただくこともありました。
学生たちは見学に行き、人事担当の方の話をしっかり聞き、条件の良さだけで選ぶことなく、自分の目で確かめて就職試験を受けました。
半年後には、自分で選んだ就職先できっと活躍していることでしょう。
学校生活と家庭とを両立しながら、学校に通う学生がいます。朝、家を出るまでは、主婦。学校に登校する間に学生の顔になり、ひとりの学生として介護を学びます。そして、学校の授業が終了すると、主婦へと戻るのです。子どもが寝ている間にまた学生となり、課題をこなします。
Aさんは、公的な子育て支援を利用し、保育園と小学校低学年のお子さんを育てながら学校に通っています。家ではパワフルなお母さん、学校でも楽しくエネルギッシュに学んでいます。
Aさんはじめ多くのお母さん(もちろんお父さんも!)学生さんが頑張っています!
その他の学生さんの一日の流れです。