本校3学科の、平成29年度国家試験合格率を報告させていただきます。
介護福祉学科 100%(全国平均70.8%)
作業療法学科 100%(全国平均77.6%)
言語聴覚学科 86%(全国平均79.3%)
お知らせが遅れてしまいましたが、いずれの学科も全国平均を上回ることができました。
地域で活躍できる専門家を育てられるよう、今年度も引き続き努力していきたいと思っています。
この授業では、日本福祉大学健康科学部福祉工学科准教授の渡辺先生を毎年お招きし、コミュニケーションを支援する器機や、それらを操作する装置等を中心に取り上げ、実際の活用事例を概説していただいています。また、操作スイッチの改良等を行うとともに、実際にコミュニケーション器機やタブレット型パソコンを操作しながら、支援技術の視点を理解していきます。
今日は、スイッチの改良です。ハンダゴテとハンダを使い、導線をくっつけていきます。自宅から持参した玩具のスイッチのオン/オフを、簡単なスイッチ操作でできるようにしました。
本当に作業療法士の支援方法は多種多様。様々な方法・技術を学び、患者さんに合った支援ができるように、私たち教員も様々な授業内容を提供していきたいです。
作業療法学科教員 吉田美香
作業療法学科3年生の臨床運動学が開講し、障害を持つ方の歩行分析を行いました。
臨床運動学とは、基本的な人の姿勢、運動、動作及び作業の仕組みを理解し、異常な活動における観察と記録のための技術を身に付ける講義です。
今回は、変形性膝関節症を持つ方の歩行分析を行いました。学生が変形性膝関節症の体験キットを着けて歩行しているのをスロー動画で撮影し、歩行分析を行っていきます。
動画を再生し、問題点となる部分を観察していきます。観察する学生の目は、鋭くて、わずかな変化を捉えようと必死です。
動画が投射されたホワイトボードに問題点を記入し、正常歩行との違いを比較します。
ホワイトボードに記された違いを学生たちは、ディスカッションしながら記録をしていきます。
3年生は来月から2ヶ月間の実習へ行きます。授業で学んだことを臨床の場で発揮出来ることを願っています。
作業療法学科 教員 今井勝紀
本日、平成30年度臨床実習指導者会議が開催されました。作業療法学科新3年生は、学外で臨床実習を2か月間×2回行います。その実習先である病院や施設から実習指導者となる作業療法士の方々をお迎えし、実習の課題などを確認したり、本校の教育方針の確認などを行いました。
会議後には、実際実習に行く学生が指導者に質問をします。
「どんな患者さんや利用者さんがみえるのか」「どんな知識を再確認しておいた方がいいのか。」
様々な質問が飛び交います。学生が情報収集をしっかり行っている姿を見て、私も「段取り八分」の大切さを痛感しました。
会議後の表情もすっきりしています。
いい準備ができていますね。
作業療法学科 教員 廣瀬武
サンビレッジ国際医療福祉専門学校は卒業式を終え、春休みの時期を迎えています。
池田町は自然豊かな環境で、霞間ヶ渓や大津谷など桜の名所がたくさんあります。
実はサンビレッジ国際医療福祉専門学校北館の前にもたくさんの桜が植えられています。特に今日は気温も上がり、いよいよ満開に近づいてきました。
そんな桜咲き誇る時期、春休み中の学生たちは自主的に学校に来ています。教員室から廊下に出ると作業療法学科2年生があちこちで勉強している景色を見ることができます。みんな本を開いてパソコンをカタカタ…。
実は2月に行った評価実習のまとめを行っています。4週間の実習で十分に調べきれなかったこと、不十分だったことを課題にし、もう一度調べ直しまとめています。基礎的な精神医学や解剖学などの教科書や文献から必要な情報を探し出し、自分の言葉でまとめています。
図書館でも…
学生ホールでもまとめています。
そんな実習のまとめに忙しい2年生ですが、息抜きと、人生経験を増やすため?に、自主的に学生ホールのキッチンでイチゴ大福作りを行っていました。
なんと、最後には教職員へ差し入れもいただきました。
2年前まで高校生だった作業療法学科2年生。自分たちで課題を計画的に行いながらも、上手に息を抜きながら、積極的に経験も積んでいく。成長していく姿っていいものですね。
作業療法学科 教員 廣瀬武