今日は二十四節気の一つ立春。
暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続きますね。
さて、言語聴覚学科の3年生は、今月16日に行われる国家試験に向けて猛勉強中。
いよいよ最後のラストスパートに差し掛かってきました。
日に日に緊張感が高まる中、少しでも和んでもらおうと、今年も言語聴覚学科3年生にエールを送るべく国家試験激励会を行いました。
当日は、私たち教員たちのひと言を添えたメッセージカードと激励グッズを、一人ひとりに手渡しました。
また、校長から熱の入ったエールとメッセージ付きグッズも送られ、終始、笑いにつつまれた和やかな会となりました。
全員に春が訪れますように。
言語聴覚学科 森 晃雄
オープンキャンパスにご参加いただきありがとうございました。
本校の体験授業はいかがでしたでしょうか?
体験授業後のティータイムでは、在校生や卒業生とともにお茶とケーキに舌鼓。
在校生や卒業生、教員の雰囲気や親しみやすさを感じていただけたのではないでしょうか?
私たちサンビレッジ国際医療福祉専門学校では、病院での臨床実習だけでなく、母体である社会福祉法人新生会の関連施設での実習を行っています。
他にも保育園、療育センター、大学など近隣施設との連携により、法定実習時間よりも多い実習時間を確保しています。
なぜなら…
「地域医療・地域福祉の最前線を担う即戦力となる人材を育てたい」
そこに私たちの願いがあるからです。
さて、12月16日(日)は第2次入試(高校推薦・一般入試)、第3回のAO入試が行われます。
入学願書提出締切日は12月11日(火)までとなっておりますので受験をお考えの方はお急ぎ下さい。(消印有効)※詳細はHPやブログにてご確認下さい。
私たちと共に地域医療・福祉を支える専門家を目指しませんか。
言語聴覚学科教員 森 晃雄
今年のふれあいタイムのでは、ちぎり絵や壁飾りを作成したり、楽器を作成して歌唱したりとバラエティに富んだレクリエーションを考えて実践してきました。
実習が終わって一週間、今日はその報告会でした。実際の現場で、利用者さんと関わることの楽しさだけでなく、厳しさや難しさも実感した6週間になったのではないでしょうか。
私たちは対人援助職です。援助する側と援助される側の関係は、信頼関係の上に成り立っています。
そして、その信頼は、相手の立場になって考え、相手の思いに配慮をすることによって築かれていくものなのです。
この学外体験実習の経験は、次の臨床評価実習においてもきっと役に立つ経験になるとと思います。
次に向けて頑張ろう2年生!!
言語聴覚学科 教員 森 晃雄
食べることは生きること。
毎日元気に学校へ通い、仕事をして、趣味活動や遊びをして…
そんな盛りだくさんな生活を送る私たちでも、食べることは日々の中で大切な楽しみの1つです。
ましてや病院や施設で暮らす高齢者の方々にとって、おいしいものを食べることどれほど楽しいことでしょうか。
しかしながら病気や加齢のために嚥下障害となり、何でもおいしく食べることができなくなる方も多いのです。
私たちSTはそんな飲み込みに問題がある方々に様々な支援を行っています。
言語聴覚学科3年生が毎年行う演習の1つに、「嚥下食調理実習」があります。
今年度のテーマは「デザートビュッフェ」。嚥下障害がある方々は、施設や病院で提供されるおやつもプリンやゼリーばかりになりがちですが、そのような方々も一緒に楽しめるようなデザートビュッフェの企画を行いました。
各グループ3品+ドリンクをメニューから考え、レシピを検討し、当日の調理に備えました。
やわらかいプリンケーキ、舌で押しつぶせるように豆腐を使って作った白玉だんごのぜんざい、マシュマロをを混ぜてふわっとした食感を出したチョコムース、丁寧にいちごの粒を取り除いてなめらかにつくったプリン・・・。
どれもやわからさ、のど越しに工夫した一品がそろいました!!
さていただきますの時間。今回は事務の窓口でいつもお世話になっている山代さんにも登場していただき、
一品ずつ説明を聞いてもらい、試食していただきました。
STは対象となる方にとって適切な食形態を検討し、それをより安全に食べていただけるよう様々な職種の方と連携し、意見を交わしながらより良い方法を提案します。
現場に出てからSTが嚥下食を実際に作ることはほとんどありません。それでもたくさんの方々がおいしく、楽しく、安全に食べることができるよう、調理という視点から工夫をしたこの経験は、将来何を食べてもらえるか考える側になったとき、きっと役に立つはずです。
心なしかいつもの授業よりも楽しそうで、キャッキャッと明るい声が飛び交った家政学実習室。
この実習で得たものが自分たちの「おいしかった」「楽しかった」という気持ちだけで終わらず、いつか出会う多くの対象者の方々に、たくさんのおいしく楽しい気持ちを伝えていってもらえると嬉しく思います。
(言語聴覚学科 森和歌子)
今年も言語聴覚学科2年生が、関連施設であるリハビリセンター白鳥にて実習を行っています。
週一回(計6回)、10月3日から始まった体験実習も今日で最終日となりました。
6週間に渡って施設の利用者の方々と関係を築き上げてきた学生達。
最後のふり返りでは、学生が感極まる場面もありました。
それだけ真剣に、利用者さんと関わってきた証です。
ふり返りの際、「自分の意見を人に伝えることは簡単なようで難しいことを実感しました」と、レクリエーションで大勢の利用者さんを前に司会を務めた学生が感想を述べてくれました。
もしかしたら、集団で行うレクリエーションが苦手な利用者さんもいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、利用者さんの好きなことや興味はなんだろう?と、その方の気持に寄り添いつつ、信頼関係を築きあげるために何をして差し上げたら喜ばれるのか?と常に思いをはせることが大切です。
片麻痺によって手指の細かな動作ができない方がいらっしゃるとしたら。保たれている機能・能力を最大限に活用できるレクを考えればいいんです。
この6週間で“考えて実践する”という経験をしながら、毎回、振り返りを行い、修正を繰り返してきました。
冬からの本格的な病院実習の前に、これらの経験が、きっと自信につながることでしょう。
言語聴覚学科 教員 森 晃雄