6月1日の記事でもお伝えした、言で語聴覚学科2年生の子ども実習ですが、
先日2回目の実習を行いました。
こんなかわいいホワイトボードで
お出迎えしてもらえました💛
まずは改めての自己紹介から。
今日はどんな出会があるのでしょうか。
暑い夏の日はプール遊びが一番!
子ども達から学生に「一緒に遊ぼうよ!」と
お水かけでお誘いをいただきました。
負けじと学生もお水をバシャ~ン!
この日は子ども達とお昼ごはんを一緒に食べました。
食べること、飲み込むことに障害がある方に対する
リハビリも担当する言語聴覚士。
子ども達が元気に、楽しくごはんを食べる様子を間近に見て、
改めて「食べること」の大切さを感じてくれたのでは
ないでしょうか。
最後は手でアーチを作り、歌でお見送りをしてくれました。
半日の短い実習ではありましたが、子ども達の大きな力を感じることができました。
私自身、年齢の近い妹との遊びの経験はありましたが
学生時代は小さな子ども達と触れ合う経験が乏しく、そのまま言語聴覚士となりました。
初めて小さなお子さんの指導を行うことになった日のとまどいを、今でもはっきりと覚えています。
言語聴覚士は子どもから高齢者まで、幅広い年代の方々の支援を行います。
そのためにも様々な年代の方々と交流し、学びを得る機会を
これからもたくさん提供していける学校でありたいと思っています。
言語聴覚学科 教員 森和歌子
言語聴覚学科12期生の卒業生が遊びに来てくれました。
彼女たちが卒業してもう2年以上も経過したのかと思うと、時の流れの速さに戸惑うばかりです。
現在、二人は岐阜県と三重県の中核病院で言語聴覚士として活躍されています。
「日々の臨床で悩んだときは勉強会に積極的に参加してるんです」、「今度、学術集会に行ってきます」と楽しそうに話してくれたお二人さん。
そうですよね!机上の学びでなく、臨床現場で働くようになった今だからこそ、新しい発見や改めて気づくことがいっぱいでてくるのです。
そして学び続けることは医療現場で働く者としての使命でもあるんですよね。
いつまでも探求心を持ち続けることの大切さについて彼女達から教えられた気がします。
そんな、あつ~い夏の日の午後でした。
言語聴覚学科教員 森 晃雄
今年の2年生のクラス目標は「全員進級」!みんな頑張っています。昨年度に引き続き、授業前に朝の学習会を行っていますが、今年度は、復習を目的とした取り組みを行っていますのでご紹介したいと思います。
人間は勉強して覚えたことが、2日も経つと30%程度しか頭に残っていないという事実をご存知でしょうか?
ドイツの心理学者エビングハウスは、記憶を数量的に測定して忘却曲線を考案しました。(下図)
これを踏まえて、今、言語聴覚学科2年生が毎朝取り組んでいることは、“自分テスト”です。前日に自宅で勉強したことを、朝の学習会でテスト(所要時間は10分間)を行います。
この取り組みのポイントは、テストを自分自身で作成すること!
例えば、失語症の授業で定義を習ったとします。その日の夜、自宅で復習して定義を覚えたとします。次に、自分で「失語症の定義を述べよ」というようにテスト問題を自作するのです。そして、次の朝にこの自分で作成したテスト問題を自分自身で解いてみるのです。
目的は覚えた記憶を定着させること!
どうですか?この方法。記憶を定着させるにはうってつけの方法かと思いますこのやり方は、他にもメリットがいっぱいありますが、この続きはPARTⅡでご紹介しますね。
言語聴覚学科 教員 森晃雄
サンビ校から歩いて5分のところに、木造の素敵な建物と園庭の大きな遊具が魅力の
池田こども園(保育園からこの春にこども園となりました)があります。
言語聴覚士と聞くと大人の方とのことばや聞こえ、発達に問題のある子どもさんの
指導、訓練も対象としています。
子どもの問題を理解するためには、まず子どもと遊べるようになることが不可欠!
そこで先日、言語聴覚学科2年生が池田こども園に実習に伺いました。
まずは子ども達の前で挨拶!
みんなきちんと正座して素敵です♪
鬼ごっこで全力で走り回ったり…
普段の遊び方を教えてもらったり…
ちょっとゆっくりお話し聞いてみたり💛
同じ年齢の子ども達でも、その子によって身体や言葉、そして心の成長には差があること、
性格もみんなそれぞれ違っていて、それがまた子ども達の魅力に繋がっていること。
学生たちはたくさんのことを学んできたようです。
夏にもう一度こども園に伺う予定ですが、
次回はどんな出会いがあるのか、今から楽しみです!
言語聴覚学科 森 和歌子
『けんこんいってき』と読みます。
「乾」は天、「坤」は地を意味します。また「一擲」とは投げることを指します。
その昔、武将が、自分の運命をかけるほどの大勝負の際、サイコロを投げて天(吉)と出るか、地(凶)と出るか運命を占った中国の故事からきていることば。
今では、天下の覇権を賭けて大勝負に出ることを乾坤一擲と言うそうです。
さて、今年のサンビ祭の全体スローガンは、この乾坤一擲。老いも若きも、男も女も、学生も教員もこの日ばかりは立場や学科の垣根は関係なくスポーツを通じて真剣勝負を行いました。
天下分け目の関ケ原の合戦の再来か?(はたまた世紀末覇者ケンシロウVSラオウか?)
さあ、今年の覇者はどの学科だったでしょうか?
各競技の個別結果は以下の通りです。(一部抜粋)
・「障害物リレー」は介護学科の優勝!
・「大縄跳び」は、若さ爆発で、作業療法学科の優勝
・「ぐるぐるバット」は、面白すぎて言語聴覚学科3年生チームの勝利
・「椅子取りゲーム」では、作業療法学科2年生が優勝しました。
・「バレーボール」は、ガチで介護学科が強し!
・「ジェスチャーゲーム」は、さすがプロです。教員チームが勝利を収めました。
各学科の皆さんおめでとうございました。
そして、総合優勝は…作業療法学科でした。
みんな真剣でした。
みんな笑いました。
みんな盛り上がりました。
そして、最後はみんな一つになりました。
そうです!覇者になったのは、サンビ祭に参加した全員だったのです!!
最後に、実行委員会の皆さん本当にお疲れさまでした。
最後までケガ人無く、無事終えることができたことに感謝を述べたいと思います。
言語聴覚学科教員 森 晃雄