高校生の皆さん、今まで学校で勉強を教えてもらってきましたよね。
では、勉強方法や記憶方法を教えてもらってきましたか?
高校卒業後、専門的な勉強が始まります。
そこで、暗記ではなく総合的な理解が大切になるのです。
サンビレッジでは「勉強をやみくもに頑張る!」よりも「楽しく上手に学ぶ!」を大切にしています。
今回、その一環として11月16日の放課後に廣瀬哲司さん(作業療法士)が記憶の勉強会を放課後に開催してくれました。
もちろん、学生は自由参加!
上手に記憶したいな!勉強したいな!と思う学生が参加しました。
記憶は脳の海馬や大脳皮質に保存されます。
脳に記憶(入力)する作業も大切ですが、覚えた内容を再生(出力)することがとても大切になります。
しかも、最も記憶の定着に効果的な再生(出力)する時間的タイミングがあるんです。
気合と根性で勉強するよりスマートに勉強をしていくことが出来るのです!
さて、作業療法学科3年生は国家試験に向けて、いよいよ勉強を加熱しています。
実は3年生はこの勉強を方法を取り入れています。
放課後にホワイトボードを使用して覚えたことを再生(出力)しています。
具体的にはクラスメートに自分が学んだ事を先生のように伝える勉強方法を行っているのです。
ふむふむ、心電図の説明ですね…!
能動的に学び工夫している姿をこっそり見ると、成長してるなって教員は嬉しくなってしまいます。
頑張れ3年生!
作業療法学科 教員 廣瀬武
今年度、言語聴覚学科の2年生は言語発達障害学演習Ⅰの授業の一環として、もとす広域連合療育医療施設 幼児療育センターにて3回に亘って実習を行いました。(7月15日付ブログに関連記事あり)
11月14日にはその総まとめとして、同センターに於いて報告会を開催しました。
この会には実習中にお世話になった多くの先生方が集まって下さり、良かった点や改善点などたくさんのアドバイスを頂きました。
私も今回学生の発表を聴いて、これまでの実習の様子を振り返ることができました。
そして改めて学生たちの成長ぶりを感じることが出来ました。
関係者の皆さま、ありがとうございました。
言語聴覚学科 矢神 裕之
言語聴覚学科教員の湯川先生。
STとしての顔と、消しゴムはんこマスターとしての顔があります。
そんな湯川先生の元に、本日!作業療法学科・言語聴覚学科の教員が弟子入り!
消しゴムはんこの世界ってかわいいんですね♪
みな初心者なので「♡」から開始。
せーの!!
ついつい、たくさん作ってしまいました!
そんなワイワイやっている教員の姿を、学生も楽しそうに見守ってくれていました。
サンビレッジの教員室は、こんな柔らかい雰囲気が流れていますよ♪
水を飲んでむせたり、お餅がのどにつまりそうになったり、
クッキーが口の中でモソモソして飲み込みづらかったり・・・。
皆さん一度はそんな経験ありますよね?
こんな状態が毎日、毎食続くとしたら?
食事が怖くて、つらくて、全然楽しめないですよね。
でも年をとったり病気になったりすると、当たり前にできていた「飲み込み」が
うまくできなくなる方が実はたくさんいるんです。
先日言語聴覚学科3年生が、障害がある方でも「安全に、おいしく」食べられる食事を作る調理実習を行いました。
テーマは”行事食”!2つのグループが「クリスマス」と「お正月」用のメニューを考えました。
これ全て歯で噛まずに、舌で押しつぶしただけで簡単に飲み込めるんです。
具材をミキサーにかけてから、柔らかく固めて形を作りました。
私たち教員も参戦!七夕をテーマに、そうめんです。
山芋とわらび餅粉を混ぜて、2mmの口金でお湯に絞り出したら、あら不思議!完全にそうめんです💛
みんないい笑顔!作り手が楽しく、相手を思って作った食事は、きっとそれを必要とする方に
気持ちが伝わるはず。
食事は楽しく、おいしく、安全に!
言語聴覚士としてより良い食事を実現できるよう、こんな取り組みもしています♪
言語聴覚学科 森和歌子
3年生が基礎演習の授業の1コマでプレゼンテーションを行いました。
この企画は観察力と洞察力と相手を思いやる気持ちを育むことを目的に「○○先生
にバラを贈るとしたら…」というテーマで毎年この時期に行っているものです。
9月30日に大野町バラ公園にて撮影会を実施し(10月4日付のブログをご参照下さい)
今日はそれを基に各自が考えてきた内容を学科全教員の前で発表しました。
学生からの愛情に満ちたコメントと鋭い指摘に教員も喜んだり、苦笑したりで、教室内は
大いに盛り上がりました。
上に挙げた、観察力・洞察力・思いやりというものは、この先、医療・福祉の現場で
働く際にいずれも必要不可欠なものです。今後も益々、磨きをかけてもらいたいところです。
言語聴覚学科 矢神 裕之