クラスや学科同士の一体感が生まれるのも体育祭ならではですよね。
ボディーペイントやおそろいのユニフォームに身をつつむ姿に、各学科や学生の個性がキラッと光ります。
それが、サンビ祭のもう一つの楽しみ方!
各々が自分の個性やオリジナリティーを発揮して、自分自身をアピールできるのも、この祭りの醍醐味です。
1年生が入学してもうすぐ1ヶ月。初めての専門科目となる「言語聴覚障害学総論」の授業初日で、「STの仕事に対するイメージ」を1人ずつ自由に語ってもらいました。高校時代の介護実習の体験、家族や親戚からの助言、実際に現場で働くSTからの話など、様々なエピソードを元にした、自分なりに思うST像が出てきました。
今は専門用語も知らず、曖昧な言葉でしか語れず、小さな種を土に撒いただけの学生たちですが、3年間の様々な学びや実習、多くの方々との語らいを通して、少しずつ「自分が目指すST像」を膨らませていきます。この授業ではSTの役割や対象とする障害の概要などを学びますが、このイメージに少しずつ広がりが出てくるきっかけになれば・・・と思い、授業を行っています。きっと3年後にはたくさんの学びをもとに、彩り鮮やかな花を咲かせてくれるでしょう。そしてまずは1年後、学生達はどんなイメージを、どんな言葉で語ってくれるようになるでしょうか?彼らと同じように入学したのはもう20年前。今一度「私が思うST」を見つめ直しながら、学生達の成長を見守りたいと思っています。