7月 14, 2017 カテゴリー: 保護者の方へ, 教職員の方へ, 言語聴覚学科ブログ
今年の2年生のクラス目標は「全員進級」!みんな頑張っています。昨年度に引き続き、授業前に朝の学習会を行っていますが、今年度は、復習を目的とした取り組みを行っていますのでご紹介したいと思います。
人間は勉強して覚えたことが、2日も経つと30%程度しか頭に残っていないという事実をご存知でしょうか?
ドイツの心理学者エビングハウスは、記憶を数量的に測定して忘却曲線を考案しました。(下図)
これを踏まえて、今、言語聴覚学科2年生が毎朝取り組んでいることは、“自分テスト”です。前日に自宅で勉強したことを、朝の学習会でテスト(所要時間は10分間)を行います。
この取り組みのポイントは、テストを自分自身で作成すること!
例えば、失語症の授業で定義を習ったとします。その日の夜、自宅で復習して定義を覚えたとします。次に、自分で「失語症の定義を述べよ」というようにテスト問題を自作するのです。そして、次の朝にこの自分で作成したテスト問題を自分自身で解いてみるのです。
目的は覚えた記憶を定着させること!
どうですか?この方法。記憶を定着させるにはうってつけの方法かと思いますこのやり方は、他にもメリットがいっぱいありますが、この続きはPARTⅡでご紹介しますね。
言語聴覚学科 教員 森晃雄