10月 27, 2017 カテゴリー: 作業療法学科ブログ, 保護者の方へ, 教職員の方へ, 社会人の方へ, 高校生の方へ
自助具というものをご存じでしょうか?
読んで字のごとく「自らを助ける道具」のことです。
腰に問題があったり、股関節を十分に屈曲できない方にとっては、靴下を履くこととても難しいことになります。そこでそんな方に対し、作業療法士は自助具の「ソックスエイド」を作成し、靴下をはけるように支援します。
10月25日に、池田小学校の小学5年生の生徒がサンビレッジに「障がいとは?」という学びの一環で勉強しに来てくれました。
そこで体験していただいたのは「ソックスエイド」
もちろん、これも本校作業療法学科教員の手作りです。
使い方はいたって簡単。このソックスエイドに靴下をかぶせ…
後は自分の足先に放り投げ、つま先を入れてひもを引っ張るだけ。
「すごい履けた!」とう子ども達の声が、サンビ校の中に響き渡ります。
このように自助具を作成して、生活をしやすくするアイデア満載の仕事が作業療法士なんです。
皆さん覚えておいてくださいね!
作業療法学科 廣瀬 武