6月 7, 2016 カテゴリー: 教職員の方へ, 言語聴覚学科ブログ, 高校生の方へ
去る、5月25日、6月1日の両日、揖斐高等学校の生活環境福祉コース3年生を対象とした特別講義を行いました。「言語聴覚士体験講習会」と題し、初日は“コミュニケーション”をテーマに、文字盤や人工喉頭を使用した体験を。二日目は“口から食べること(嚥下)と誤嚥性肺炎”について講義と、最後に増粘剤でとろみをつけたお茶を味わってもらいました。あちらこちらから「うげ~っ」「まず~い!」と声が上がります。でも、それが健康な高校生の素直な感想ですよね。通常のお茶でムセてしまう方は、このとろみをつけたお茶を飲まなくてはならない現実があります。会話を楽しんだり、食事をしたりと、普段、私たちが当たり前にしていることが、病によって突然できなくなったら…。今回の授業が障がい者の気持ちや生活に思いを馳せてもられるきっかけになってくれると嬉しいです 。