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実物を見る事でイメージできる

11月 17, 2018  カテゴリー: 介護福祉学科ブログ, 保護者の方へ, 教職員の方へ, 社会人の方へ, 高校生の方へ

11月19日から始まる実習に向け、介護福祉学科1年生に、実習記録の書き方の講義を行いました。

ふれあいタイムの後にも毎回記録を書いてきましたが、さらに3つの視点(環境面、身体面、精神面)を考えながら記録を書くことに取り組みました。

 

講義で使用したのは、卒業生が書いた記録です。今回は一部を抜粋して、考えてもらいました。

【状況】

数珠作りを行った。石の玉ではなく、木の実を使用した。

【考察】

Tさんは、初め楽しく行っていたが、穴にうまく糸が通らず途中で諦めてしまった。

 

この文章を、この7カ月学校で学んだ知識の中から、3つの視点で深めてもらいました。

環境面・・・集中できる環境なのか、机・椅子の高さなど

身体面・・・筋力が低下して針が保持できない、白内障などの視力の問題、男性だったからなど

精神面・・・楽しくない、達成感がない、集中力の低下など

 

今回挙げたのはほんの一部ですが多くの考えが出てきました。この7カ月で知識が深まり考える力がついてきたようです。

 

 

実はこの記録を書いている時アクシデント?がありました。

それは、【状況】の中に出てきた『木の実』についてです。

学生からイメージができないと・・・。 あーそうか・・・。と

口頭で説明はしましたがやはりイメージができないようです。

 

クラスメートが、自宅に生えているジュズダマを持って来てくれました。現物を見る事で「確かに高齢になって糸を通すのは大変」と実感できました。

 

これも、学びですね。

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