12月 16, 2016 カテゴリー: 作業療法学科ブログ, 言語聴覚学科ブログ
12/16に池田小学校5年生の皆さんが、作業療法士と言語聴覚士の仕事や福祉用具などを勉強するためにサンビ校へ来られました。
雪がちらつく中、元気に歩いて来てくれました。
ようこそサンビ校へ♪
皆さん熱心です。
車椅子にいろんな種類がある、自助具には食事以外の物もある。などなど熱心にお話を聞いてくれていました。
なな、なんと、ボタンかけの自助具、ボタンエイドを知っているお子さんもいました!
本当に将来が楽しみです。
作業療法士になるための勉強内容も熱心に聞いていただけました。
解剖学や運動学もあるのですよ~。
既に上腕二頭筋を知っているお子さんも…。
作業療法体験では革細工でしおり作りを体験して頂きました。
「楽しくリハビリできるっていいな~」
そうなんです、それが作業療法の良いところですよ!
言語聴覚学科では、音が聞こえる仕組みと、様々コミュニケーションの取り方を体験しました。
人は耳から入ってくる音だけではなく、骨を通じて音を聞くことも出来るということを体感して頂きました。
音叉という道具を耳の後ろの骨にあてると・・・
「すごーい!聞こえた!!」
と方々から楽しそうな声が聞こえました。
コミュニケーション方法の体験では
ペアの子が伝えたい言葉を、「はい」 か 「いいえ」 で答えられる質問をして、聞き出してみよう!という体験をしました。
伝える側は、声を発することはできない設定なので、悪戦苦闘!
「それは食べられますか?」
「それは家の中にありますか?」など、みんな頭をひねって質問していました。
中には、「それは4文字ですか?」など、鋭い質問をするお子さんも!
発想力の豊かさに、こちらが驚かされました。
普段当たり前のように発している言葉ですが、いざ使えないとなると、ひとつの単語でさえ伝えるのに苦労します。
そのもどかしさを少しでも軽減するのが、言語聴覚士のお仕事です。
伝わったときの喜びを通して、言葉やコミュニケーションの大切さを実感してもらえたかなと思います。
作業療法学科 廣瀬 武
言語聴覚学科 板津 有香子