2月 1, 2019 カテゴリー: 作業療法学科ブログ
授業の目的は、疑似体験を通して、障害のある方の日常生活上の困りごとについて考える。また、サポート方法や環境の調整についても考え、障害に対する理解を深める。在宅支援・地域支援のあり方について考える力を身につけることです。
『車椅子利用者とその友人が遊びに出かける』を設定し、車椅子利用者(立位・歩行が全くできない)1名と公共交通機関を利用し外出します。
学生達は、自分たちで目的地を決め、目的地までの移動について事前に計画を立てました。
今回はモレラへ行ってきました。いざ出発!!
公共交通機関を利用して、駅員さんにも支援をいただきました。
ありがとうございました!!
昼食も車椅子のまま、自分の食べたい物を自分で注文します。
帰り道は、雨も降ってきて車椅子操作がより困難になってきます。
疑似体験をすることで、普段あまり気にしていなかった、ちょっとした坂や段差に注目するようになり、車椅子で生活される方々の困りごとに気付くことができたのではないでしょうか。また、地域の方々の支援をどうするとよいのか考える機会になったのではないでしょうか。
今回の疑似体験を通して、当事者の気持ちが理解できる作業療法士になってくれることを願います。
作業療法学科 教員 今井勝紀