5月 18, 2018 カテゴリー: 作業療法学科ブログ
初夏を思わせる季節ですね。
皆さん、いかがお過ごしですか?
本校ではサンビ祭に向け、準備が進んでいます。
今年はどんな珍プレー・好プレーが飛び出すでしょうか・・・?
今から楽しみです!
さて、突然ですが、『高次脳機能障害』ってご存知ですか?
高次脳機能障害とは、脳血管障害や頭部外傷などをきっかけに、今まで何気なく行っていた活動やコミュニケーションが難しくなる症状です。
例えば言葉がうまく出てこなかったり、不注意が増えたり、段取り良く活動出来なくなったり・・・。
ご紹介したのはほんの一部で、その方によって現れる症状も程度も様々です。
外見だけでは分かりづらい為、周囲からの理解を得られにくく、生きづらさを感じてみえる方もいらっしゃいます。
そんな方々の生きづらさを、少しでも和らげる方法はあるだろうか・・・?
考え、アプローチするのもOTの仕事です。
先日OT学科3年生は総合作業療法学演習(高次脳機能障害)で、藤田保健衛生大学 教授 鈴木孝治先生をお迎えしました。
教科書を読むだけではイメージしづらい内容も、歴史からひもとき、臨床経験も交え丁寧に教えて頂きました。
「観察に勝る評価無し」
日頃の丁寧な関わりが如何に大切かを、先生から改めて学びました。
うなずき、メモをとりながら、真剣な表情で聞き入る3年生。
質問も飛び出し、充実した時間となりました。
そんな3年生も、いよいよ臨床実習開始!
患者さんや実習地の皆さんにご協力頂きながら、毎日いろいろなことを吸収していることでしょう!
頑張れ、3年生!
OT教員 河村