11月 14, 2018 カテゴリー: 作業療法学科ブログ
作業療法士は様々な義肢や装具を調節したり、スプリントの作成をしたりします。
疾患の知識だけではなく、力学的観点からこれらの装具やスプリントの構造を理解しておくこが求められす。
さて今回、どのような装具がどのような疾患に適応になるのか、などを学ぶ講義「義肢装具学」が開講しました。
頸椎の固定装具や体幹の固定装具を実際につけてみて、どのように免荷されているか、その原理を学びました。
また肩関節や肘関節周辺の筋力が低下された方に適応されるスプリングバランサーも実際に操作しました。
そして今回、脳血管障害などで手指が開かない方などに適応されるスパーダ―スプリントを作製しました。このスパイダースプリントの原理は簡単です。形状記憶の鋼線を使用して、元の戻ろうとする復元力を利用して手指の伸展を促します。
作業療法学科2年生は作製工程の説明を受けて、作製していきました。
単純に構造ですが、とてもよ意働きをするこのスプリント。
さっと作れる作業療法士になっていただけることを期待しております。