7月 5, 2017 カテゴリー: 作業療法学科ブログ
皆さん、足の大切さを知っていますか?
どこかで「腕や手は作業療法士、足は理学療法士」という風潮がありますが
「生活をみる」ことを重要視する作業療法士は足もしっかりと観察する必要があります。
たとえば…
「重心がかかと側にかかるように生活していると巻き爪になる」
「圧力が一か所にかかるように動いていれば、マメや魚の目ができる」などなど。
要するに、足にはその人の動き方や生活スタイルが刻み込まれているのです。
6月30日にフットケアについて特別講演が開かれました。講師は岩手県一関国民健康保険病院の三浦和子さん。
看護師でありながら、日本フットケア学会認定フットケア指導士でもご活躍されています。
この講演で、足指でタオルをつまんで綱引きをするトレーニング方法、爪のお手入れ方法
糖尿病の方の足の拭きあげ方などなど、非常に興味深いを勉強することができました。
作業療法学科の学生たちも興味深そうに聴講し、体験もしていました。
将来、足までしっかり確認できる作業療法士になってもらいたいです。
作業療法学科 廣瀬 武