2月 9, 2018 カテゴリー: 作業療法学科ブログ
ある日の地域作業療法学実習Ⅰでの1コマ。
高齢者や障害者の在宅生活や地域支援のあり方を学ぶ、1年次の授業です。
「遊びに行く計画を立てようと思うけど、自分たちが行きたい所はどこかある?」
白石教員の投げ掛けに、
「お城を見たいな」
「パンケーキを食べに行くのもいいね」
「大きな餃子があるお店に行きたいな」などなど、早速グループで話し合います。
「では、車椅子を使って外出し、実際に体験してきてみましょう。」
条件は
・車椅子に乗る人(立つことも歩くことも困難な設定)は、自力で操作することを基本とし、トイレの時以外は車椅子から降りずに全過程を過ごす
・公共交通機関を使う
・午前9時に出発し、午後2時半までに戻ってくる
「えっ?」
一瞬戸惑う学生達。
そうなんです。
日常気軽に行っていることなのですが、「車椅子を使う」「公共交通機関を使う」など、いつもと少し条件を変えるだけで気軽さの度合いが変わります。
とはいえ、ひとまず計画開始!
調べていく内に、いろいろな施設の配慮に気付きました。
「これなら何とかなるかな?」
車椅子操作や介助方法も練習して準備万端!
次回はいよいよ、計画実行です♪
OT教員 河村