2月 9, 2018 カテゴリー: 作業療法学科ブログ
いよいよ迎えた車椅子体験当日。
この日はあいにく雪が散らつく寒い日でしたが、1年生は元気いっぱい!
各グループ、一人が車椅子に乗り車椅子を操作。
他のメンバーは、必要な時に介助出来るように見守ります。
道中はトークも盛り上がり、楽しそうです。
実際に車椅子に乗って移動してみると・・・
「平らだと思っていた道路の端が傾斜してるから、運転しづらいよ」
「側溝の蓋にタイヤがはまってしまいそうで怖いなあ」
「介助の仕方で、安心感が全然違う」
「介助するのも難しい」
などなど、道路を移動するだけでも、いろいろな気付きがありました。
駅でもドキドキ。
乗り降りに苦労していると、他の乗客の方々や駅員さんも手伝って下さり、目的地まで無事に到着出来ました。
皆さん、実習中の私達にあたたかくご協力頂き、ありがとうございました。
「だんだん車椅子操作に慣れてきたけど大変! 車椅子利用の方は、どんな工夫をして外出されているのかな?」
「こういう雪の日だと、外出は控えるかも・・・」
「バリアフリーって言うけど、実際意識してないと知らなかったことも多いよね」
「誰かには良くても、誰かには不便ってこともあるんだね」
移動しながら、それぞれが感じたことをディスカッションしていました。
想定外のこともあり、当初の「やってみたいこと」達成とはなりませんでしたが、
人の優しさに触れ、美味しいものを食べ、地域での暮らしや自分たちに出来そうなことを考える、有意義な時間となりました。
OT教員 河村