1月 10, 2017 カテゴリー: 作業療法学科ブログ
明けましておめでとうございます。
作業療法学科では授業が本格的に再開されています。
作業療法学科1年生ではベッドと車椅子間の移乗介助を考察する授業を行っています。
介助される側は、全く足に力を入れてはいけません。
全介助と言われる状態になりきる必要があります。
そうすると人の体って本当に重いんです。
作業療法士として働く時、この移乗テクニックをマスターしておかないと、腰痛になってしまい仕事を継続していくことが困難になります。
せっかく資格をとっても、腰痛のため働き続けることが出来ない…。
そんなのもったいないですよね。
ですから、移乗テクニックを体得しておくことが大切です。
そのためのポイントが「支持基底面の理解と重心の移動を感じ取る。」ことです。
そんな状態を感じ取りやすいのがこれ!
何かに謝ってる訳ではありませんよ!
3点倒立!
自分のアタマと両手で形成された支持基底面内に重心を留める!
簡単そうで意外に奥の深い3点倒立!
難しそうに感じる理論でも、自分の体で体験して理解してしまえば解読できます。
今日も笑い声の絶えない作業療法学科1年生の授業でした。
作業療法学科 教員 廣瀬 武