11月 11, 2016 カテゴリー: 言語聴覚学科ブログ
水を飲んでむせたり、お餅がのどにつまりそうになったり、
クッキーが口の中でモソモソして飲み込みづらかったり・・・。
皆さん一度はそんな経験ありますよね?
こんな状態が毎日、毎食続くとしたら?
食事が怖くて、つらくて、全然楽しめないですよね。
でも年をとったり病気になったりすると、当たり前にできていた「飲み込み」が
うまくできなくなる方が実はたくさんいるんです。
先日言語聴覚学科3年生が、障害がある方でも「安全に、おいしく」食べられる食事を作る調理実習を行いました。
テーマは”行事食”!2つのグループが「クリスマス」と「お正月」用のメニューを考えました。
これ全て歯で噛まずに、舌で押しつぶしただけで簡単に飲み込めるんです。
具材をミキサーにかけてから、柔らかく固めて形を作りました。
私たち教員も参戦!七夕をテーマに、そうめんです。
山芋とわらび餅粉を混ぜて、2mmの口金でお湯に絞り出したら、あら不思議!完全にそうめんです💛
みんないい笑顔!作り手が楽しく、相手を思って作った食事は、きっとそれを必要とする方に
気持ちが伝わるはず。
食事は楽しく、おいしく、安全に!
言語聴覚士としてより良い食事を実現できるよう、こんな取り組みもしています♪
言語聴覚学科 森和歌子