5月 12, 2017 カテゴリー: 言語聴覚学科ブログ
日本吃音・流暢性障害学会監事、NPO法人全国言友会連絡協議会理事の横井秀明先生をお招きして、言語聴覚学科3年生に吃音についてお話しをして頂きました。
自らを症例として、前半は当事者でもある先生が言語聴覚士を目指した経緯や資格取得後に、言語聴覚士として現場でどのように働いておられるか。実体験をもとに、ご自身の言語症状や心理状況をユーモア交えながらお話しをして下さいました。また、後半はグループで症例検討を行い、リアリティー溢れる先生のお話しに学生達も釘付けの3時間でした。「吃音の言語症状は氷山の一角であり、言語症状よりも海中に隠れている心的問題こそが吃音の本質である。」という先生の言葉が印象的でした。
言語聴覚学科教員 森 晃雄