作業療法学科ブログ
2018年05月08日 (火)
新緑が眩しい今日この頃。
皆さん、いかがお過ごしですか?
期待と不安を抱いて入学してきたOT学科1年生も、毎日元気に登校しています。
先日は久保田先生をお迎えし、絵手紙の授業が始まりました。
この授業は基礎作業学実習の中の一種目。
作業療法士は生活の中で体験しそうなあらゆる作業や活動を、治療手段として活用していきます。
このため作業療法士自身もいろいろな活動を経験し、その活動の特性を感じ学んでいきます。
「自分が描きたい部分に注目して、葉書(画仙紙)からはみ出しても良いので思い切って描きましょう。」
「描いている間は絵手紙に向き合って、集中して描いてみましょう。」
この日はピーマンを題材に、2枚の絵手紙を作成します。
「ヘタがいい ヘタでいい」
先生からご指導頂き、早速描き始める1年生。
ピーマンをよーく観察し、思い思いに描いていきます。
表情は皆、真剣です。
ピーマンを描き終えたら、今度はメッセージを書き入れます。
1枚は自分に。
もう1枚は大切な誰かに。
あれこれ想いを込めて書きあげていきます。
最後は自分のイニシャルを入れた消しゴムハンコを作成。
先生にハンコを押す位置のアドバイスを頂きながら、「えいっ!」と捺印します。
先生のアドバイス通り、確かにこの作業で、ぐっと作品が引き締まりました。
完成した絵手紙を並べ全員で眺めたら、実に個性豊か。
それぞれの思いが伝わる、何とも味わい深い作品ばかりでした。
さて、受け取る皆さんは、どんな反応をして下さるでしょうか?
びっくりするのかな…?
喜んでくれるかな…?
今から楽しみです!
作業療法学科 教員 河村
介護福祉学科ブログ
2018年05月02日 (水)
昭和が終って30年。1年後には平成にもピリオドが打たれます。
「昭和」と聞くと、暗く厳しいイメージを持つ平成生まれの学生さん。
昭和を生きた高齢者とこれから関わっていく時に、コミュニケーションのきっかけとなるように「介護の基本」の授業の中で昭和のニュース映像や、家事(洗濯)の様子のDVDを観ました。
DVDを見た後の感想は…
・ファッションに気をつかい楽しむ様子があった。
・家事は重労働だが多くの工夫や知恵があった。
・体が丈夫な方が多いのは普段の生活でよく動いてみえたからではないか。
・価値観、生活観が大きく違って当たり前だと感じた。
・今はボタン一つでできる事が多い。恵まれていることに感謝しなければいけない。
本校独自の「ふれあいタイム」(介護過程)で早速活かせるといいですね。
介護福祉学科 教員 和久井愛
お知らせ
2018年04月27日 (金)
今年度最初のオープンキャンパスです。
今年度初となる5月のオープンキャンパスは、5月13日(日) に開催します。
各学科ともに、実際に受ける授業がどのような雰囲気で行われているのか、どんな内容を学ぶのか、様々な事がわかるよう、体験授業が用意されています。
今回の各学科の体験授業は…
介護福祉学科 「からだの仕組みを知って、実際に吸引体験してみよう!」
作業療法学科 「ソックスエイドを作ろう ~障がい体験からみる作業療法士の仕事~」
言語聴覚学科 「食べるを徹底分析」
となっております。
また、こんな方にサンビレッジのオープンキャンパスはお勧めです。
①もうなりたい職種が決まっていて、どの学校が自分に合っているか確かめたい高校3年生の方。
②まだ、なりたいものが見つからず、介護福祉士・作業療法士・言語聴覚士の仕事について知ってみたい高校生・中学生の方。
③医療・福祉の仕事に興味のある方。
④仕事を辞め、今後手に職をつけ、働いていきたい社会人の方。
⑤自分のお子様に勧めたい仕事を探している保護者の方
「Opencampus申し込み」から必要事項を入力の上、お申し込みください。
また、下記電話番号にてお電話でも申し込み可能です。
0585-45-2220(サンビレッジ国際医療福祉専門学校)
詳細はバナーをクリックしてください。
↓ ↓ ↓
申し込み締め切りは5月11日(金)となっています。
5月の入試の予定はありません。
作業療法学科ブログ
2018年04月26日 (木)
作業療法学科に入学した1年生たち。いよいよ本格的な授業が増えてきました。
4月の中旬に「解剖学」が開講しました。
医学の中でも、もっとも基礎的な学びの一つなのが解剖学。
この解剖学では、まず「骨」(こつと呼びます)を学んでいきます。
人の背中には肩甲骨が存在しています。実はその肩甲骨のにも、部位ごとに名称があります。
授業では肩甲骨をデッサンし、名称を書き入れ、その名称を覚えていく。このように解剖学は進んでいきます。
しかし、名称の丸暗記ではいけません。なぜその名称なのか、その漢字の持つ意味と骨の形を合わせて「理解していく」ことが大切です。
「入学当初から理解する勉強方法を実施していく。」
このことが国家試験合格へ最も近道なのです。
サンビレッジの教員は、詰め込み教育はしません。常に学生が「論理的思考力」を高めながら学んでいけるように、「骨の形はなぜこの形なのか?」を投げかけ、考えさせる機会を与えながら講義を展開していきます。
頭から煙が出るかもしれませんが、クラスメートと支え合いながら、頑張っていってほしいです。
頑張れ作業療法学科1年生!
作業療法学科 教員 廣瀬武
社会人の方へ
2018年04月25日 (水)
今回は社会人経験を経て本校に入学した学生にスポットをあててみました。
本校には、社会人経験者の方も多く在籍していますが、言語聴覚学科に在籍するTさんもそのひとり。
実は、主婦、母親、そして学生と3足のワラジを履く頑張りママさんなのです。
「今、こうやって再び勉強ができるのも、わがままを聞いてくれた家族の協力と理解があるから。そして、クラスの仲間の支えがあるから」と語ってくれたTさん。
「言語聴覚士になりたい」と思ってから専門学校入学に至るまで、さまざま不安や葛藤もあったことでしょう。
一昨年前のオープンキャンパスに参加していた彼女。当時、いろいろと質問してくれていたことを思い出します。
そんな、彼女も今では、高校からストレートで入ってきた学生らとともに日々和気あいあいと学んでいます。
若い学生達を穏やかに見守ってくれる存在としてクラスの安心感にも繋がっているようです。
社会人を経験された方の前職や年齢、生活背景は様々です。高校を卒業したばかりの学生にとっては、彼らの言動や振る舞い、物事を計画的に進める思考力など学ぶことも多いでしょう。
それが専門学校で学ぶ良さなのではないかと感じています。
私たちは学び直したいと思う気持ちを大切にしています。
社会人経験者で医療・福祉の仕事にご興味のある方、更なるスキルアップの為に国家資格取得を考えておられる方。今年度もオープンキャンパスを開催していますので、お気軽にお問合せ下さい。
そうそう、話を戻しますね。
事務系の仕事をされていた彼女が、なぜ医療・福祉の分野で再び学ぼうと入学を決意したのでしょう?
そのインタビューの内容は次回のブログにてお伝えしたいと思います。お楽しみに。
言語聴覚学科 教員 森 晃雄