5月2日に大垣桜高校、福祉コース3年生の皆様に出張授業を行わせていただきました。
テーマは作業療法士・言語聴覚士の実際と体験です。
実際の現場でどんなことが行われているか、体験してみるのが一番ですね。
30分間は作業療法士と言語聴覚士の仕事の内容を聞いて、その後二手に分かれ体験し、1時間ずつの体験です。
作業療法士では、反射検査や関節可動域測定などの検査方法を実際に体験していただき、言語聴覚士では、嚥下障害者に対する評価からアプローチまでを例を挙げながら、実際に言語聴覚士の疑似体験をして頂きました。
「ナルホド」
という表情を沢山見せてもらい、非常に有意義な一日になりました。
言語聴覚学科 教員 森晃雄
作業療法学科 教員 廣瀬武
「理学療法士と作業療法士って何が違うの?」
という質問を、高校生の方からよく受けます。
作業療法士とは英語でOccupational therapistと言います。
このoccupationとは、職業・業務、(楽しみまたは日常生活の一部としての)時間の費やし方、気晴らし、従業、(土地・家屋などの)占有、居住
(地位・職などの)保有、占有期間、占領という意味です。
すなわち作業療法士とは、皆さんにとって人生を占有するほど大切なことやものに対してリハビリをします。
皆さんにとってそれほど大切なものは何ですか?
僕は登山にキャンプに、旅行に…
もちろん仕事も大切です。
障害を持っても、こんな大切なことやものを再度できるよう、または形を変えてできるようにするのが作業療法士の仕事なのです。
そのために身体的なリハビリもします。ここは理学療法士と似ていますね。
しかし作業療法士は身体的なリハビリだけでなく、日常動作や行為、または余暇活動までできるようにリハビリもします。
大きな視野で捉えるのが特徴的ですね。
分かりやすく言うと、歩けなくなった方がいたとします。
その方がもう一度歩けるようにリハビリするのが理学療法士だとすると
もう一度歩けるようになり、趣味の旅行を楽しめるようにリハビリするのが作業療法士の仕事です。
そのため、身体的なことや精神的な面はもちろん、日常生活の様々な動きやその方の大切な趣味での動きも知っていなくてはなりません。
そのため、作業療法学科3年生の授業で「鍬をふる動作」の分析を行いました。
臨床では、もう一度畑仕事がしたいと言われる方も多くいらっしゃいます。
鍬を振る時に、どのような関節がどのように動き、どの筋肉が収縮し、支持基底面がどのように変化するか…
作業療法士が知っていないとアプローチできません。
どうですか?
Occupational therapist(作業療法士)がイメージできましたか??
作業療法学科 廣瀬 武
今年初めてのオープンキャンパスが2月11日に開催されます!
場所はもちろんサンビレッジ国際医療福祉専門学校。
時間は13時15から15時15分!
お昼御飯を食べてからご参加ください♪
サンビレッジのオープンキャンパスは、高校生の方や親御さん、社会人の方まで幅広く参加され、校内案内や体験授業で学校の雰囲気がよくわかります。
また、介護福祉士・作業療法士・言語聴覚士の仕事内容や勉強の事、学費、学校生活、就職についてなど様々な質問にも即時対応させていただきます。
「勉強のコツ」も紹介させていただきます。
参加申し込みはホームページからできます♪
皆様のご参加をお待ちしております。
久しぶりの大雪でしたね。
皆様お変わりないでしょうか?
サンビレッジ国際医療福祉専門学校は岐阜県揖斐郡池田町にあります。
時々雪にまつわる質問を受けます。
Q1:雪は大変じゃないですか?
A1:もちろん名古屋の都心よりは沢山降りますが、岐阜市内より10㎝程多い程度です。
Q2:雪が降ると通学大変じゃないですか?
A2:田舎の方が除雪能力が高く、主要道路はきれいさっぱり除雪されています。
Q3:冬の渋滞って大変ですか?
A3:岐阜から池田に向かってくる場合、都会から郊外に向かうため、渋滞は少ないです。
(反対側は渋滞しています)
サンビレッジは通いやすい学校なのです。
本日、駐車場は雪で真っ白!
教員一同除雪します。
除雪中に雪だるまで遊んでいます。
学生さんが登校する前に、歩道も歩けるように除雪します。
冬のサンビレッジ国際医療福祉専門学校も見所いっぱいですよ♪
作業療法学科 教員 廣瀬武
先日、海津明誠高校の生活福祉科1年生 38名の方が来校されました。講義・施設見学を通して社会福祉への理解を深め、関心を高める目的でした。
生徒の皆さんに福祉の楽しさを知ってもらうために、本校で福祉を学ぶ学生の写真を、少し工夫して掲示しました。(この工夫はまた報告しますね)
実際に介護施設で働いている先輩からは働く楽しさ、やりがいなどを話してもらいました。この先輩というのが海津明誠高校を卒業し一度は別の道に進んだものの、高校の時に学んだ「介護」が忘れられないと、再度福祉を学ぶために本校に入学してくれた方でした。生徒のみなさんは先輩からの話に聴き入っていました。
その後、4班に分かれてリハビリセンター白鳥まで歩いて移動し、見学を行いました。
見学後に「こんな施設で働きたい」との声も聴けました。なんだかうれしい言葉ですね。