5月28日(土)伊那西高等学校の皆さんがサンビレッジグループを見学し、サンビレッジ国際医療福祉専門学校へリハビリ体験に来ていただけました。将来、介護福祉士、作業療法士、言語聴覚士になりたいという方が多くて、頼もしいばかり!作業療法体験・言語聴覚体験では皆さん笑顔でした。またのお越しをお待ちしております!
去る、5月25日、6月1日の両日、揖斐高等学校の生活環境福祉コース3年生を対象とした特別講義を行いました。「言語聴覚士体験講習会」と題し、初日は“コミュニケーション”をテーマに、文字盤や人工喉頭を使用した体験を。二日目は“口から食べること(嚥下)と誤嚥性肺炎”について講義と、最後に増粘剤でとろみをつけたお茶を味わってもらいました。あちらこちらから「うげ~っ」「まず~い!」と声が上がります。でも、それが健康な高校生の素直な感想ですよね。通常のお茶でムセてしまう方は、このとろみをつけたお茶を飲まなくてはならない現実があります。会話を楽しんだり、食事をしたりと、普段、私たちが当たり前にしていることが、病によって突然できなくなったら…。今回の授業が障がい者の気持ちや生活に思いを馳せてもられるきっかけになってくれると嬉しいです 。
新緑も眩しい5月。本校講堂にて体育祭が開催されました。
『サンビ祭』と名付けられたこの体育祭も今年で13年目を迎え、大いに盛りあがりました。
毎年、学生が主体となってつくりあげるこのイベント。今年も各学科の実行委員メンバーが中心となってバラエティに富んだ楽しい企画を考えてくれました。
バレーボールやリレーなどガチンコ勝負な競技から、椅子取りゲーム・借り物競争などレクリエーション感覚で楽しめるものまで、会場は終始、笑いと歓声に包まれました。
実行委員の皆さん楽しい企画をありがとう!そして学生の皆さん本当にお疲れさまでした。
クラスや学科同士の一体感が生まれるのも体育祭ならではですよね。
ボディーペイントやおそろいのユニフォームに身をつつむ姿に、各学科や学生の個性がキラッと光ります。
それが、サンビ祭のもう一つの楽しみ方!
各々が自分の個性やオリジナリティーを発揮して、自分自身をアピールできるのも、この祭りの醍醐味です。
1年生が入学してもうすぐ1ヶ月。初めての専門科目となる「言語聴覚障害学総論」の授業初日で、「STの仕事に対するイメージ」を1人ずつ自由に語ってもらいました。高校時代の介護実習の体験、家族や親戚からの助言、実際に現場で働くSTからの話など、様々なエピソードを元にした、自分なりに思うST像が出てきました。
今は専門用語も知らず、曖昧な言葉でしか語れず、小さな種を土に撒いただけの学生たちですが、3年間の様々な学びや実習、多くの方々との語らいを通して、少しずつ「自分が目指すST像」を膨らませていきます。この授業ではSTの役割や対象とする障害の概要などを学びますが、このイメージに少しずつ広がりが出てくるきっかけになれば・・・と思い、授業を行っています。きっと3年後にはたくさんの学びをもとに、彩り鮮やかな花を咲かせてくれるでしょう。そしてまずは1年後、学生達はどんなイメージを、どんな言葉で語ってくれるようになるでしょうか?彼らと同じように入学したのはもう20年前。今一度「私が思うST」を見つめ直しながら、学生達の成長を見守りたいと思っています。